わかりやすい部屋、わかりやすい収納
美しい部屋、美しい物、美しい人、美しい気持ち。
全て好きだし、憧れてもいます。けれど、それは遠い存在。
今の私が片付けた先に目指しているのは、美しいシンプルライフより、わかりやすいシンプルライフです。
部屋も同じで、美しく保つことは難しいと思うけれど、わかりやすい状態にしておくことならできるかもしれないと思っています。
そのためにまず、
《家にある収納をすべて上手く使いこなさないと駄目》という思い込みを捨てました。

収納術に凝っていったんは上手くおさまったように見えても、物の全体量が減っていなければ結局は詰め込むことになり、また元に戻ってしまいます。
収納する場所に対して、わが家にある物が多過ぎるから。
物に合わせて収納場所を増やせば、ますます部屋が狭くなってしまうから。
管理すべき物の量を減らし、身軽になって暮らしたいなら、使わない物も置いておく必要のない物も、極力減らす必要があります。
わかりやすい部屋づくりへの第一歩は、物を減らすこと。その先で目指すのは、余裕を持った収納をつくることです。
何をどれだけ持っているか把握しておきたい
ローンを完済したのは3年前。建売ですが、狭いわりに収納部分が多いのが気に入って購入しました。
ホッとしたのもつかの間、溜めこんできた物の管理が出来ていないことにハッキリと気付いてしまいました。
片付けが苦手だし散らかっているのはわかっていました。
けれど、
何処に何がどれだけあるか把握できていないことに気付いたとき、とても不安な気持ちになりました。
「このままでは、良くないことが起きそう」だと。
このとき、サクサク管理できるようになるのは先でもいいから、せめて
どのくらいの物が家にあるか知っておきたいと切実に思いました。

管理しにくい場所には、物を置かないですむようにする
次に考えたのが、
物理的に管理しにくい場所には、物を置かないですむようにしていきたいということでした。
具体的には、ロフト・屋根裏部屋・納戸に、物を入れないで済むような暮らしを目指してきました。

捨てようと決めた物を運ぶことも、もう私一人では出来ないケースが増えてきました。
誰かに手伝ってもらわないと、最初から最後まで一人で完結できないのです。
年を取りました…。
収納場所には、今までたくさん使わせてくれてありがとうと感謝しつつ、今後はメンテナンスだけで済むような状態にしていきます。
思い込みの枠を外して、人生後半を楽に①美しい部屋よりわかりやすい部屋を目指す。
②収納の全部を使わなくてもいい。
③管理しやすいよう、高いところなどの使いにくい場所には物を置かないですむように減らしていく。
これらを意識しながら、片づけていきます。
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