沖縄が梅雨入りしたと聞くと、「ああ、あと2,3週間でこのあたりもだ。」と思って片付けや掃除、大物の洗濯などを始めます。
(例年、沖縄の梅雨入りは5月9日。今年は5月16日ごろ。
気象庁HP)
カビ対策もゆるりと
ズボラな私が、梅雨前だけは片付け・掃除を意識してこれたのは、毎年この時期になるとしんどくなる体質だからです。
けれども、カビを0にすることなんて出来ないとも思っているんです。
先日からあげてきた「梅雨前の家事・掃除」の記事も、そういうスタンスで書いています。
若かった頃は、ふだんのズボラをひょいと忘れて、一日がかりで必死で掃除していました。
でも、その時と、今のこの適当掃除とで出る結果に、差はほとんどありません。
これは経験から思う事なので数字では表せないのですが、実感としてたしかにあります。
カビと”共存”とまでは言いきれません。
でも、やらないよりマシだわ!くらいの気持ちで取り組んでも十分な結果が得られました。
大丈夫!・・・と、毎年自分に言い聞かせています。
梅雨入り前にしておきたい家事(掃除)|リビング・押入れ・クローゼット・洗面所・外回り
→梅雨前にしておきたい最低限の家事|リビング~押入れ→梅雨入り前にやっておきたい家事|洗面所・ロフト・納戸先に2本書きました。
今日は最後、キッチン内の梅雨対策について。
といっても、気になる場所だけの掃除なので、一か所につき30分あれば出来る内容です。
主目的はカビ対策で、その発生原因のひとつ(カビの餌)を除去することです。
「気になる部分だけ」
「気にならない程度にまで」これがポイントです。
梅雨入り前にしておきたい掃除(キッチン)
<場所>
・シンク下の収納 (コンロ下や吊戸棚はパス)
・冷蔵庫 (自動製氷機のタンクと、ドアのゴムパッキンのみ)
<目的>
・カビ対策
・ニオイ対策
・ジメジメする前の夏仕度
<カビの発生原因>
・適温(10~35度)
・水分
・栄養
・酸素
シンク下の掃除・換気
シンク下は湿気が溜まりやすい場所。
暑いお湯などを流すので、埃があるとカビの餌になります。(カビが好む条件が揃う)
シンク自体やコンロ周りよりも掃除が後回しになる場所だから、意識してこの時期に片付けるようになりました。
今はキッチン断捨離で中がガラガラになっていますので、昔よりも楽になったと喜んでいます。
→キッチン断捨離、この順番で上手くいきました。 
中にある物を全て出し、ウエスでお湯拭き、自然乾燥させます。
汚れが酷い時は洗剤を使いますが、埃を取って乾かすのが目的ならこれで十分。
完璧には出来なくても、目や鼻もラク、皮膚もラク、ほどほどでも良いと思っています。
冷蔵庫の気になる部分のみ洗浄・掃除
「冷蔵庫の大掃除」と意識してするのは、お盆前と年末の2回のみ。
梅雨前にピックアップして行うのはそのうちの2つ。
自動製氷機のタンクと受皿の洗浄、ドアと本体にあるゴムパッキンのアルコール拭きのみです。
右手を使い辛い私にとって(リウマチ持ちです)、外しにくい細かい部品もあるタンクの洗浄は億劫な作業。ゴム部分などは特に扱いにくいんです。
氷を頻繁に使うようになる前にサクッと済ませておきたい!と思うようになってから、この時期にと決めて行っています。
ゴムパッキンも同じ。
溝があったりグニャグニャしていたりで扱い辛いんです。
そのため、夏前に先に済ませておこうと、タンク掃除とセットでやるようになりました。
→水切りカゴ買うなら100均セリアのが機能的でスタイリッシュでおすすめ。サナダ精工ってすごいな。 梅雨前に済ませておきたい片付け掃除・まとめ
①大物の洗濯
②押入れの掃除と換気
③除湿剤や防虫シートの準備
④服の断捨離と、クローゼットの掃除・換気
⑤洗面台と洗濯機裏のホコリ取り
⑥キッチン、シンク下の掃除と換気
⑦自動製氷機のタンクと受皿の洗浄、ゴムパッキンの掃除
コツ1=分けて行う
コツ2=完璧を目指さない
コツ3=家で全てやろうとしない
カビ予防で参考にしているテーマはこちら。
ブログ村テーマ 除湿・加湿・カビ予防
「気になる場所を、気になった時に、気に入ったやり方で」小分け家事の習慣化も大事にしたいのですが、これぐらいの気持ちでいるとラクに向き合えます。
さあ!
ジメジメする前に気になるところを綺麗にして、余裕を持って梅雨を迎えましょう。