食費の節約はやり方を間違えると、健康面や精神面で問題が出てくると思います。
物価は上がっているし、いつまでも暑いしで、投げやりになりそうです。ですが、そうもいきませんね。食事も家計管理も大切。
こういうときは、予算を守るのはもちろん、基本に戻るのが一番だと思っています。
目次▶
食費の節約は、冷蔵庫にある食材の把握から始まる▶
食費の節約につながる、食材の収納の仕方▶
冷蔵庫の収納には、100円ショップや無印良品の収納グッズなどを使っています▶
買い過ぎない、飛びつかない▶
おわりに
食費の節約は、冷蔵庫にある食材の把握から始まる
シンプルな食費の節約のためには、冷蔵庫やキッチンにある食材を整理して把握し、使い切るのが基本です。
今ある食材を無駄にしないこと(在庫を把握できていること)に加え、栄養バランスが崩れないよう買うものを定番化し、買い過ぎないことも大切だと思っています。
●食材を腐らせず、期限内に美味しく食べること
(しなびた野菜、色が変わってしまった冷凍のお肉、期限切れの調味料がいくつも…はもったいないです)
●余らせないよう、買う食材をパターン化しておくことも
食費の節約につながる、食材の収納の仕方
では、どうすれば腐らせず、賞味期限内に美味しく食べられ、栄養バランスのいい食材を無駄がないように買えるか。
①パッと見て、何がどこにあるかすぐわかる収納
②種類でグループ分けされている収納
③出しやすく、戻しやすい収納
そのためには…
●食材をグループでまとめ、冷蔵室だけでなく、野菜室も冷凍室も、どこにいれるか定位置を決める
●冷蔵室は、平たい縦長のケースにグループで食材を入れ、引き出しのように使う
●野菜室や冷凍室が深い引き出しなら、深いケースを入れ、食材を立てていれる
●中身が見える透明の保存容器を使う
●7割~8割収納を目指す(ぎっしり入っていると、上手く収納できていても使いにくい)
こうすれば、何が残っているか(次に何を買えばいいか)もはっきりしするし、無駄に買いすぎることもありません。
冷蔵庫を開けたとき、何がどこにあるかすぐわかるようにします。食材の位置も、ほぼ決めています。
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賞味期限の印字が小さいものは、油性ペンで日付を書いています。冷蔵庫の側面に油性ペンを入れ、すぐに書けるようにしています。
買い物しても、数日経つと冷蔵庫はガラガラに。画像は昨日のツイッターで使うために、その時の我が家の冷蔵庫やシステムキッチンの中の引き出しを撮影したものです。
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冷蔵庫や野菜室、冷凍室がガラガラになってきても、ローリングストックしてある食材がまだまだあったので、昨日はいつもどおりの夕飯になりました。
また、おやつは仏壇に何かしらお供えをしていますので、それを下ろしてきて午後のコーヒーのお供にしました。
冷蔵庫の収納には、100円ショップや無印良品の収納グッズなどを使っています
食材を探さなくてすむよう、
中身が見える透明の保存容器を使ったり、トレーやボックスで仕切ったりしています。
重宝するのは、透明で小さめの保存容器です。わが家は作り置きをしませんし、シニア3人暮らしなので箸休めになるおかずを保存しておくことが多いからです。

セリアやダイソーで買った、イノマタ化学の透明で小さめの保存容器
向かって左側が「とにかく洗いやすい保存容器」、右側が蓋がスクリューになっていて汁物もいれやすい「ハンディーポット」です。
冷蔵庫やキッチンの引き出しでは、グループごとに食材をざっくりまとめ、トレーに
野菜室や冷凍室は深さがあるので、深さのある収納ケースを
買い過ぎない、飛びつかない
買い過ぎない
私が昔、ストックを過剰に買ってしまっていたのは、在庫がわからなくて不安になっていたからです。
だから、お得に買えるならと、ワゴンに積まれているセール品をまとめ買いしていました。でも、帰宅してみたら同じものがもうあったというパターンです。
安く買ってたくさん保存しておくことより、家にある食材の在庫を把握できているようにするのが先。そう分かったのは、余ってしまって消費期限内に使い切れないことがあったからです。
在庫が把握できるようになってからは、こういう失敗はしなくなりました。
飛びつかない
また、あれこれ新しい食材を試したかった時期もありました。
試すのはいいとしても、そのために買った新しい調味料などは、最後まで使うのがけっこう難しく放置しがちでした。
なぜなら、新しいその食材や調味料が、自分の口に合うとは限らなかったからです。
年齢を重ねた今思うのは、
慣れたメニューを慣れた食材で作るのが、食費の節約への道につながるのではないかということ。
そのうえで、「空腹のときにスーパーに行かない」ということも、未だに続けています。これぞ基本ですけど、効果はある!

(義母と同居するようになってから、昼ご飯や晩ご飯の写真を撮っています。考えるのがめんどくさいので、自分が作ったものをみて順番に作ることも)
いつも見ていただいているように、私の作るものは超ワンパターンです。
ただ、キッチンに立つのはわりと好きなので、
ローリングストックをしている食材さえ充分にあれば、冷蔵庫に残っているものと組み合わせて何とでもなると思っています。
1週間のメインはたいがい、
魚・魚・肉・魚・魚・肉・丼物というパターン。冷凍食品やお惣菜も使っています。
おわりに
食費の節約につながる冷蔵庫の収納や、買い物の仕方などについて書いてきましたが、このようなことが出来ているのは、毎日違うメニューじゃなきゃ嫌という家族はいないからです。
夫にも義母にも、感謝せねばなりません。子供たちが食べ盛りの頃はもっと食べさせたくて、こうは出来ませんでしたから。
暑いですー。でもしっかり食べて、なんとか乗り切っていきたいですね。
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