私の思う、生きたお金の使い方とそのための準備
●目に見えない財産になるようなことに使う。
●そのための投資を惜しまない。
●そのための節制や貯蓄を、日常に無理なく取り入れる。
節約と貯蓄だけでは心が豊かにならなかった。
私には、小さな投資で微々たる利益を上げることくらいしか自ら稼ぎだす手段がありません。
家計管理についていえば目的貯金と節約に励むのがせいいっぱいという状態。
使い方についても、「これでいいのだろうか」といつも自信のないままやってきました。

生きたお金の使い方を教えてくれた姑
義母が貫いていた「生きたお金の使い方」は4つ
①人付き合いにかけるお金を惜しまない。
②教育にかけるお金を惜しまない。
③安全のために使うお金を惜しまない。
④好きなことのために使うお金を惜しまない。
使えるだけのお金を使うというのではなく、あくまでも「惜しまない」というのがポイントです。
そのための普段の小さな節約や貯金は、当たり前になっていた人でした。
あまりにも立派で、同居していた頃は心が苦しくなることもありました。
でも、これを見て来たことが支えになる場面が、そのあと何度もありました。
他人の基準を気にし過ぎない。
若い頃の私は、子育てや家計管理の本を読んでは「わが家はこれで正解か?セーフか?」ということばかりチェックしているような人間でした。
これが良いと見聞きするたび、必死になって手に入れようとしました。
他人基準で生きていたんです。
そんな中で手に入れてきた物への執着心も強く、なかなか手放せないまま来ました。
義母の教えが身に付いてきたと思えるようになったのは、別居し始めて10年ほど経ってから。
息子が障害者サービスを使いやすくなり、計画的に一日を過ごせるようになってからです。
人としても親としても、私は長いあいだ未熟でした。
https://pixabay.com/母の日を前に、義母との27年間を思い出して書きました。
これからも、教わった「生きたお金の使い方」を実践していけるよう、物と頭の中を整理しながら暮らしていきます。