定年を間近に考えた、夫婦円満のための暗黙の了解(ルール)
若い頃は大喧嘩もしたし、私のうつ病が原因で夫とは別居せざるを得ない時期もありました。ですが、今はまあまあ平和に暮らしています。
義母との同居も不自由な面はあるものの、定年後も継続雇用(リモートワーク)になった夫がいるおかげで、助かっていることが多いです。
過去記事と私のプロフィール・ブログ村私たち夫婦が円満でいられるのは、夫が我慢強いからなのです。…と言いたいところですが、我慢したり受け流したりということは私もしてきたつもりです。
夫婦でも距離を置くのは大切。相手を変えようとしないことも。

(夫がくれたものではありません、友達が私の60歳の誕生日にくれたものです。夫から花束をもらったことは多分1回もなかったと思いますーー)
私たち夫婦が互いに守っている、夫婦円満の暗黙の了解(ルール)について書いてみます。
定年後も夫婦円満でいるための、暗黙のルール5つ
①自分ができていないことは、相手にも求めない
②お互いのやり方に干渉しない
③手伝ってと言われたら必ず手伝う、時間を作る
④手伝ってもらったときは必ずお礼を言う
⑤相手が上手く出来たときは褒める
それぞれの考え方とやり方を尊重している、助け合っている、といえばカッコいいですが、そうでもありません。言いたいことをいっそう飲み込むようになったのは、夫の定年が見えてきた50代半ばあたりからです。
お互い様だからという気持ちもあったけれど、意見を言うのにも体力がいるので無理しなくなったというほうが正しいでしょうか。
自分一人ではできないことも増えてきたし。
いろいろあったけれど、ここまで一緒にきた同志ともいえる夫とは、平和にやっていきたいのです。これは夫も同じでしょう。
先日はこんな記事も書きました。未読の方はぜひご覧ください。
夫婦ともに「老後」というキーワードが頭の中に
私たちは若いころからよく話し合う夫婦で、今もそれは変わりません。
その日のモヤモヤを明日へ持ち越さないよう、お互いに話をする・聞くというようにしてきました。どんなに夫の帰宅が遅いときでも。息子の療育がたいへんで私に余裕がないときでも。
ただ、50代から60代にかけては変わってきました。昔のように答えが出るまで話し合わなくなった。
いちいちぶつかっていたら、身が持たないと分かってきたからです。
最近はとくに、意識的に嫌なことを受け流すようにしています。それもこれも、
老後というキーワードがチラホラしはじめたから。たぶん夫のほうも。
とにかく怒ったりイライラしたりするにも体力がいるようになったので、そんなことで無駄に消耗したくないと思うようになりました。
いちばん効果があったのは
さて、距離を取るのが良いように書いてきましたが、暗黙のルールの中でいちばん効果があったのは、「上手く出来たときは褒める」ということの方です。
この年齢になると、褒めてもらえる機会なんてなかなかありません。主婦の私はもちろん、サラリーマンの夫も。
「お!片付いたねぇ。あんなに散らかってたのにスッキリしてる!」
たとえば夫が部屋を片付けて「スッキリしたぞ~」と言いに来たときは、こんなふうに返します。
褒められて嬉しいのはお互い同じ。良い言葉で返すと、自分も気持ちいいものですね!
終わりに
なんで私ばかり?と思ったときは、夫ではなく私の方に原因があることが多いです。
たとえば「片付けてスッキリした~」と夫が言いに来ても、私の気分が良くないときだと「だから片付けろって言ったでしょう」なんて答えてしまったかもしれません。
これがわかったのは50代も終わりに近づいてからです。遅い!ですが、気づかないまま年を重ねるよりはよかったと思うことにしています。
暗黙のルールを守る前に、まず自分の機嫌を自分でとれるようになっておくことが大前提。
この先、夫といる時間が今よりさらに増えるだろうし、家にいる時間も増える。だったらラクなほうがいい。機嫌よくしているほうがいい。
これからも夫婦の暗黙のルールを守って、なるべく平穏に暮らしていきたいです。
みなさんにもありますか?夫婦間のルール。よかったらメッセージで教えてくださいね。
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