リビングのテーブルをやめた経緯
私「ラグを取ったついでに軽くワックスかけるね。夜までテーブルなくてもいい?」
夫「大丈夫。半日くらいなくても困らんだろ。」
このやりとりのあと、リビングにあったコタツテーブルを和室へ移動させました。
その日はタイミングを逸し、元に戻せませんでした。

家族みんながめんどくさがりなせいか、次の日も、また次の日も、誰も戻そうと言いません。そのまま20日ほど経過。
「前より広く感じるね。」
「そうだよね。」
ソファーに座って寛ぐスタイルは今までどおり。もうこれが当たり前になりました。
リビングのテーブルをやめて良かったこと
小さいコタツテーブルでしたが、無いとやっぱり広く感じます。でも、いちばん良かったのは、家族どうしの会話がすごく増えたこと。
子供たちが小さいころは、介助のこともあり、食事は全員ダイニングテーブルでしていました。
ところが、息子も娘も大きくなり帰宅時間がバラバラになってきた頃から、テレビのあるコタツテーブルの方で一人ずつ食事するのが普通になっていきました。
ソファーがあってもラグの上に座ってコタツでご飯を食べていたのです。
コタツテーブルを取った今は、子供たちが小さかった頃に戻ったようです。娘も夫も帰宅後は疲れているはずなのですけど、ダイニングテーブルでけっこう話をします。
とりとめのないことでも、気分転換になっているのかもしれませんね。

狭いリビングをより狭くしていたのは、モノだけじゃなかったかも
うちのLDKは14畳くらい。しかもオープンキッチンではありません。4LDKの建売住宅としては狭いと思います。
でも、リビングにもダイニングスペースにも、テーブルを置いていました。
二つのテーブルは賃貸で使っていたもの。つまり、今より狭い家に住んでいた頃から、リビングとダイニングそれぞれにテーブルがあることが、夫婦ふたりの「当たり前」だったんですよね。
やめてみたら、あっさり馴染んだ、というのが正直なところです。
断捨離をはじめてもうすぐ3年。
狭い部屋をより狭くしていたのは、多くのモノだけでなく、ずっと持っていた
思い込みとも関係があったようです。
こんな記事も書いています。
→キッチンやリビングから断捨離しても困らなかったもの、20。「今、快適かどうか」
寒くなったら、またコタツテーブルをリビングへ戻したくなると思います。その時は、せっかく広くなったんだから・・・とは思わず、気持ちよく戻します。
大事なのは、「今、快適かどうか」だと思うからです。
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