老人ホームの部屋にいる母を見て
初めて、有料老人ホームの母の居室で面会してきました。先週からロビーや面会室ではなく、部屋で面会できるようになりました(ただし、フェイスシールドとガウン着用でした。暑かった!)。
面会室でパーテーション越しに面会というのはしていたのですが、母が実際に寝起きしている部屋で会ったのは初めてでした。
結論から言うと…切ない気持ちになりました。帰りの車の中でウルっときてしまった。
今回は、同居の義母と比べてしまったということじゃありません。
記事一覧と私のプロフィール・ブログ村建物も部屋も美しく、リハビリもあり催しもあり、総じて穏やかな雰囲気。若いスタッフさんも想像以上におられ、文句などまったくありません。ありがたいです本当に。
ふと目をやると、部屋のカーテンも壁も一部に小さな花柄があしらってあり、できるだけ家庭的に感じるよう工夫してある様子が。
母は、食事だけでなく午後のおやつの時間も楽しみだと言っていました。美味しいそうです。
*イメージですが、母の部屋にそっくりです、冷蔵庫もこの大きさですなのに、部屋のベッドにちょこんと座っていたのを思い出したら、たまらない気持ちになってしまう。優しそうなスタッフさんと家庭的な部屋だからこそ、母がいっそう小さく見えてしまったのかもしれません。
贅沢だ、私。こんなこと思うなんて。それに、自分が母を連れて帰れるわけでもありません。
ただ、なんだろう、とにかく切なかったのでブログに書きたくなりました。
こんなことを思うのも、きっと今だけでしょう。初めて母が部屋でいるのを見たから、そう思ったのでしょう。
その日は何とも言えない寂しい気持ちになったけれど、暑さで自分がしんどくなってしまい、その寂しさもうやむやになりました。
母も老いましたが、私もそれだけ老いているということかもしれませんね。
すぐ疲れる自分が情けない、急激な気温の変化でダウン、こんなときは
娘も変わっていた
先週は、娘の家にも行ってきました。孫たちは、ちょっと会わないだけですごく成長していてびっくり!
娘には、義母のことも母のこともいつもは話しません。ですが、今回は聞いてもらいました。老人ホームにいた母が小さく見えて切なかったこと。
そのときの娘の反応が大人びていて、これにもびっくりしました。
子どもってすごいですね。娘はいつの間にかすっかり主婦になり、私と肩を並べていました。
若いってそういうことかー。忘れてしまっていたことでした。
おわりに
母も変わる、私も変わる、娘も孫も変わる。ゼロ歳から88歳までの変化を感じた1週間も、無事に終わりました。
寂しいこともあるけれど、新しいことや嬉しいこともたしかめながら過ごしていきたいと思った月曜の朝です。
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