ブログと病気について書いた昨日の記事は、たいへん多くの方に読んでいただきました。ありがとうございました。
ブログのこと、病気のこと母、前の有料老人ホームから、別の有料老人ホームへ
昨年11月初めに有料老人ホームへ入居、今年1月初めにホーム内の居室で骨折、そのあと手術・入院となり、2月はじめから4月末までの3か月間、母はリハビリ専門の病院へ入院していました。
そして先日、無事に退院できました。5月1日からは、別の有料老人ホームへ入居しています。今度は、介護付き有料老人ホームです。
その母が、おかげさまで、驚くほど元気になってきました。
「長生きなんてするもんじゃない」と言ったこともある母ですが、今の顔は生き生きとしていてあの頃とは別人のようです。
過去記事とプロフィール・ブログ村*イメージ画像妹と弟のおかげ、私は2人に頭があがらない
これも、優秀な妹と、一回り近く年下の弟のおかげです。私は2人に頭があがりません。義母と同居している私を気遣ってくれているのか、出番はほとんどありませんでしたから。
妹はST(言語聴覚士)で、嚥下が専門です。今回の母のリハビリにも、間接的にですがかかわってくれています。
亡くなった息子も、この妹にはとても世話になっています。知的障害の重い息子と関わることを、妹はまったく怖がりませんでした。私が妹の立場だったら、出来なかったと思います。
妹とのことは、以前こんな記事に書いています。未読の方はぜひご覧ください。
母、半年ほどのあいだに5か所も居場所が変わった
母はひとつめの有料老人ホームへ入居した11月の初めころは、身体も脳の機能も衰え、会話もうまくできませんでした。
「母はこのまま悪くなる一方か…」と、妹も弟も私も思っていました。
わずか半年ほどのあいだに5か所も暮らす場所が変わったので、状態が悪くなってしまうのは仕方ないと諦めかけていたのです。
ひとり暮らしの実家(父が亡くなってから10数年)
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弟の家で待機(2週間)
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住宅型の有料老人ホーム(2ヵ月)
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骨折を手術してもらった病院(3週間)
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回復期リハビリテーション病棟のある病院(3ヵ月)
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5月1日、また別の有料老人ホームへ
ところが、状態が悪かったはずの88歳の母は、驚くほど元気になりました。杖さえあれば、歩けるようになっています。
会話もまあまあスムーズにできていて、あの無口な母がこんなに変わるとは…と思うほど。これはこれで心配すべきでしょうか?いえ、考えすぎですね。
妹の家で久しぶりにみんなで集まる、人と会話することの効果を思う
その妹の家に、新しい介護付き有料老人ホームへ入居する前の母と、弟たち、私と娘と孫2人が集まりました。先月末のことです。
母の米寿のお祝もしました。画像のケーキがそうです。
みんなで集まるのはコロナ禍になる前以来なので、3年半ぶりくらいでした。母は耳が遠くなっているものの、認知機能の回復がみられ、会話がスムーズでした。
いかに、人と関わってもらってリハビリを受けることが大事か。病院のスタッフさん達(妹もふくめ)には感謝しかありません。
大腿骨を骨折する前、すでに車椅子で老人ホーム内を移動していたので、それより回復するとは思っていませんでした。手術前の説明でも、その点はなんども言われたことでした。
自分の足で歩けるようになったから、認知機能のほうも改善したのかもしれません。
おわりに
どんどん居場所が変わったので、母はまた混乱するとは思います。でも、時間は短いものの面会もできるようになったし、前の有料老人ホームよりもわが家から近くなったしで、喜んでいます。
みんなで集まったあの日は、頑張っている88歳に大いに励まされた1日になりました。
ささいなことも良い方へ良い方へと考えて、暮らしていきたいと思います。
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