「87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」、勇気と元気をもらいました
「87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」を読みました。
ご家族で暮らしてきた団地に今も一人でお住まい。50年以上になるそうです。さまざまなご苦労があったにもかかわらず、明るくお元気で、おきれいで、自然体で生きていらっしゃると感じました。
65歳で調理師免許を取得したとのこと。なんて前向きなんだろう。ひとりでできる趣味も、たくさんお持ちです。
『年をとり、できないことが増えるのは仕方ない。できることを大いに頑張り、楽しもう』。
高齢のお一人暮らしで、このように生き生きとされている様子を拝見すると、とても励まされます。
「しんどい」とか「痛い」とか言ってられないと背筋が伸びるし、がんばろう!という気持ちにさせてもらえました。

多良さんと同じ88歳の母は、入院中だが…
昭和9年生まれということは、今入院中の母と同じ年齢です。多良さんは8人兄弟、うちの母は10人兄弟。そういう時代だったのですね。
同じ時代を生きてきても、人それぞれの未来がある。現実がある。
でも、比べて母が可愛そうだという思いには全くなりませんでした。なぜなら、車椅子だった母は今、リハビリの効果でびっくりするぐらい回復してきたからです。
たしかに母は、昨年の10月まで一人暮らしだったのが、自宅前で転倒し有料老人ホームへ入居、あっという間に車椅子という生活にはなりました。
年明け、やっと慣れたと思ったところへ、今度は骨折して手術、入院です。
でも、なんと、転院した回復期リハビリテーション病棟のある病院で、今、杖をついて歩く練習ができるまでに回復しました。

PTさんと腕を組み、杖をついて颯爽と歩いているとのこと。きっと母の瞳はキラキラしているに違いありません。
88歳だけど、その顔は美しいはずです。母のことを美しいだなんて表現したことは無かったかもしれませんが、きっとそうだと思いたい。
母も自分の居場所でがんばっていると知り、嬉しくなったし、元気が出てきました。
おわりに
母が今後どうなるかはわかりませんが、良いことを見て、良いほうに考えようと思います。
そして私も、人を元気づけられるようになりたいと思いました。
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https://sayoslife.jp/blog-entry-1997.html元気で美しい80代女性に勇気をもらった
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