「夫も義母も亡くなり、家のことをどうしたらいいかわかりません」と言うメッセージを、先週、読者のCさんからいただきました。私よりお若いかたです。
その後、メールを何往復かさせてもらい、私の考えがまとまったので書いてみます。
はじめてメッセージを書いてくださるの、勇気がいったのではありませんか。掲載の許可もいただき、ありがとうございます。
過去記事と私のプロフィール・ブログ村はじめまして。○○と申します。
家の片付け。5年前に夫が亡くなり、その2年前に同居していた義母が亡くなり。現在、亡き夫の実家の一軒家で、


と暮らしています。
土地が借地、家はわたしの名義です。いつかは、土地を返さないといけません。
地元は静岡で、現在は大阪に暮らしています。家の片付け。。どう向き合えばいいのかわかりません。

このあとのメールのやり取りで、今までのこと、今のこと、詳しく状況を教えてくださいました。Cさんが何に迷っていらっしゃるかが、だんだん伝わってきました。
お仕事もされていて、ご家族を数年のうちに続けて亡くされ、どんなに大変だったことかと思います。
お辛かったですね…。ほんとうにお疲れさまでした。
あることがきっかけで、今、区切りができたとのこと。だからこそ、今後のことをどうしようか、心配になってこられたのでしょうね。
読者さんからのメッセージ、そのほかの記事はこちら
私の印象では、Cさんは、ご自分がこの先どうしたいかをまだ決められないでいるように感じました。ここまで忙しく暮らしてこられたと思うし、もっともなことだと思います。
いただいた何通かのメールから考え、今の私にできるお返事をまとめると、
●更地にして返さないといけないということなので、土地をいつ返すか期限を決めてみる
●どこに住みたいかも、具体的に決めてみる
いつ土地を返すか、どこに住むか。期限と場所、仮にでもいいと思うんです。これを決めれば、今は何をしたらいいかわかりやすくなると思います。モヤモヤしてお辛い気持ちが、ラクになっていくのではないでしょうか。
たとえば、
●家具の処分をするための業者を探してみる
●役所の手続きはどうすればいいか調べてみる
●新居を決めるための不動産屋さんを探してみる、電話やメールをしてみる、資料を集める
このように、今できることをしてみるのはいかがでしょうか。気持ちの落としどころは、今できることをしているうちに見つかると思います。
片付けはできていて、シンプルに暮らしておられるとのこと。これはすごいです!有利です。
お家の片付けがすすんでいるので、更地にして土地を返す期限を決めても、1からスタートしなくていいからです。
Cさんはすでに、何歩も前を歩いておられます。メッセージに書いてくださった「家の片付け」は、家のなかではなく、お家そのもののことだったのですね。
どうぞ、ご家族を亡くされてからも頑張ってきたご自分を褒めて、労い、次のステップへすすんでくださいますように。
お忙しいと思いますが、少しずつはじめて、心を軽くしてみてほしいです。
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