母、老人ホームで骨折。入院したものの
去年の10月半ば、ひとり暮らしの自宅前で転倒し出血、救急搬送された母は、半月後に以前からみていた有料老人ホームへ入居しました。
その母が、自分の居室で転倒し大腿骨を骨折しました。一時は家に帰りたいと言っていたのがやっと慣れてきて、笑顔で冗談を言うまでになり、ほっとしていたところでした。
弟が入院手続きをしてくれ、私は昨日、手術の事前説明などを受けに病院へ行ってきました。
ところが、母の状態が入院後に悪化し、手術できないかもしれないと告げられました。

今は高齢でも手術をすることが多いですよね。同居の義母も2017年に同じ場所を骨折し、手術となりました。
もともと身体が丈夫だった義母のように回復するのは無理です。それでも、母も手術を受けるのがよいと本人含めきょうだい全員の考えが一致していました。
手術しないと寝たきりになる可能性が高く、認知機能の衰えるスピードが今より早くなってしまうのは避けられませんから。
延命治療についても話があるはず。昨日はそう思いながら、手術内容とリスクの説明だけを聞いて帰るつもりでした。
でも、母の心臓や肺の状態がよくなくて。
回復を待つ
主治医のお話によると、内科の治療で快方へ向かえば予定どおり来週に骨折の手術。来週が無理でも、治療を続けて手術する方向へもっていきたいとのこと。
私も弟や妹と話し合い、母の回復を信じて待とうということになりました。
母、痛かったろうと思います。
1月1日、弟たち家族が面会に行ってくれたときの笑顔の写真を見ていると、なんとも言えない気持ちに。私もこの週末は夫と面会にいくつもりでした。
先日、私が整形外科へ連れていったときの楽しそうな様子が忘れられません。「空が真っ青、いいお天気ねー」と言っていたことも。
良い方へ考える
でも、少しでも良い方へ気持ちを向けようと思います。母は老人ホームに入居できていたからこそ、すぐ対処してもらえました。もしあのまま一人暮らしをしていたら、どうなっていたか。
その一人暮らしにしても、88歳まで続けられたことは、母にとって良かったはず。不安なことがあっても、ひとりの方が気楽でいいと常々言っていたからです。
お世話になっている老人ホームは、臨機応変に対応してくださるので、弟も妹も私も安心していろいろなことを相談できています。コロナ禍でたいへんななか、老人ホームのスタッフさん方には感謝しかありません。
おわりに
骨折の連絡を受けたときは、娘家族が4人でわが家に来ていました。孫2人と、娘やお婿さんの笑顔を見ているうちに、つい先のことまで考えてしまいました。
でも、私がどのように母や義母と関わっているかをありのまま見せておくのは、良いことかもしれません。
まず、母の心臓や肺の状態が安定して手術できることが、今の目標です。私がそれまでに準備できることもあるので、ひとつずつやっていこうと思います。
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