昨夜「silent(サイレント)」の最終回が放送されました。ご覧になりましたか。
silent - オフィシャルサイトはこちら今日は、主人公の親世代である私が、リアルタイムでもTVer の再放送でもみるほどハマったこのドラマで、もっとも感動したことをお伝えします。
私が感動したのは主人公の恋人の友人、桃野奈々の真っ直ぐな言葉の数々。なかでも忘れられないのは、耳が聞こえなくなった主人公の恋人に、奈々が手話で伝えたこと。
「音がなくなることは悲しいことかもしれないけど、音のない世界は悲しい世界じゃない」
私はこの言葉にショックを受けました。障害の種類も程度も全く違いますが、言葉を話せなかった息子のことを思ったからです。

私は、息子が亡くなった時もその後も、ずっと、「あの子は幸せだったんだろうか」を考え続けました。
自分が言いたいことを話せない、人が言っていることもちゃんと理解できない、そんな世界で生きて死んでいった息子は幸せだったんだろうかって。
過去記事と私のプロフィール・ブログ村たしかに不便だったかもしれない。でも決して不幸だったわけじゃない。悲しい世界で生きてたわけじゃない。
奈々の言葉で、私はこんなふうに思い直すことができました。
silentは、主人公の青羽紬が恋人との辛い別れを経験し、8年後にその人と音のない世界で出会い直すという切なくもあったかいラブストーリーです。
主人公と恋人とのやり取りには毎回ドキドキさせられましたが、奈々の言葉からは何度もハッと気づかせてもらえました。
最終回の昨日は、奈々が買ったカスミソウがポイントでした。カスミソウの花言葉は幸福や感謝だそう。
「私たちは、うつむいていたら優しく声をかけてもらっても気付けないんだよ。見ようとしないとダメなんだよ」
奈々は最終回で、このように表現しました。「見ようとしないと」、これは誰にでもいえることなんじゃないでしょうか。
若い人はもちろん、私のような主人公たちの親世代にも響いたドラマsilent。いいお話でした。こんなに真剣に見続けたのは久しぶりかもしれません。
忘れないように書いておきたくなりました。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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