相手に期待しない方がうまくいくとよく聞くが
相手に期待しない方がうまくいくとよく聞きませんか。私は自分の結婚式のスピーチで、そんなお話をしてもらったのを覚えています。
何十年も夫婦をやっているとそういうふうに思えるんだな~と、そのときは感心しました。
でも正直に言うと、まだピンと来ませんでした。お互いを思うからこそ期待するのでは?と考えていたからです。
過去記事と私のプロフィール・ブログ村結婚34年、今ならよくわかります。相手に期待しない方がうまくいくようです。なんだか偉そうに書いてしまいましたが、今回はそう感じました。

あんなに「まだ置いておく」と言っていたけれど
夫が大きな袋を持って、「これの写真を撮ってブログにはるか?」と聞いてきました。何かと思ったら服だそう。10枚以上は入っていますが、捨てていいとのこと。
せっかくなので撮りましたが、どうしたの?急に。あんなにまだ置いておくと言っていたのに。びっくりです。
何が夫を動かしたのか…!
妻に言われるより
夫は元々マメな人だし、整頓上手ではあります。でも、部屋の中は物が多く、私はそれをどけないと掃除しにくく困っていました。
「もう少し服を減らしてくれると助かるなぁ」と言ったことも何度か。
でも、この数年はそれを言うのもおっくうになっていました。なんだか私が追い込んでいるみたいだし。そのうち、私の掃除もどんどんいい加減になっていきました。もういいか~と思って。
今回、なんで捨てる気になったの?と聞いてみたら、ワークマンで新しい服を買いたいからだそう。
今までは服を買いに行っても、古い方のをすぐ処分することはありませんでしたが、さすがに服が増えすぎて置く場所がないと思ったようです。
定年後も継続雇用で毎日働いている夫ですが、定年前よりは気持ちに余裕が出ていると感じるので、それも関係ありそうです。
人の物をどうこうしようと思ってはいけない、というアドバイス
私が家じゅうの片づけを始めた9年前、50歳のときは、夫にもたくさん手伝ってもらい、助かりました。それ以降も、協力的でした。
でも私は、自分が片づけたかったところがスッキリしはじめると、夫の部屋ももっと片づけて欲しいと思うようになりました。
ついつい、「いつこれを片づけるの?」とか、「いつ捨てる?」などと聞いてしまう。
その頃に受けた片づけセミナーや、整理収納アドバイザーの資格を取るための勉強で、先生から次のように言われました。
●人の物をどうこうしようと思ってはいけない
●まずは自分の部屋を片づける
●それが終わったら、片づけるとこんなにいいことがあるというのを相手に知ってもらうよう努力する
あの頃の私の、夫へのモヤっとした気持ちはすっかりなくなっていたのですが、忘れた頃に今回のようなことがあったというわけです。
おわりに
そういえば、私が掃除機をかけなくなると、夫は自分のタイミングで掃除するようになりました。
ヤイヤイ言われなくなって、かえってやる気になったのかもしれません。
私は夫が部屋を片付けてくれたらいいなと思っていたが、期待しなくなっていた。夫は新しい服を買いたいために、場所を空けようと服を捨てた。
ただこれだけのことなのですが、いいこともあると嬉しかったので書いてみました。終わり良ければ全て良し、です。
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