住宅型有料老人ホーム、入居した母にたいして自分ができること
一人暮らしだった母がいよいよ有料老人ホームに入居、昨日はじめて面会に行ってきました。
母がいる老人ホームは、住宅型の有料老人ホームです。面会は数日前に予約を取れば、1対1の状態でできるとのこと。パーテーションで仕切られた個室で、マスクをしながらの対面でした。
弟が先週、私が昨日。妹はたぶん今日行くはずです。
いろいろ感じたことはありますが、先に、これから私にできることは何かというのを書いてみます。
●母が今どうして欲しいかを想像し、寄り添う
●母の介護のキーパーソンは弟であるというのを、忘れないようにする
私が意識していきたいのは、この2つです。
弟が中心になってずっと母を支えてきてくれたのに、私が出過ぎたこと言ってしまい後悔したことがありましたから。
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現在88歳の母。今年の初めぐらいから物忘れがひどくなってきていました。室内でも転倒することがあり、心配でした。
でも受け答えはしっかりしており、ひとりで主婦の仕事をこなしていたので、見守ってきました。
ただ、その頃の記事を読み返してみると、私がまだまだ先走っていたのがわかります。私にできることなど知れていたのにね。
住宅型有料老人ホーム、入居して2週間の様子は
さて、入居後2週間の母はどうだったか。
良かったこと
車椅子で面会室に連れてきてもらったときまず驚いたのが、満面の笑み(マスクをしていましたがたぶん)で両手を振っていたこと。
こんなこと、実家にいた頃はしたことがありませんでした。そして、少しふっくらしたように見えました。
「元気にしてるの?」
「一人?迷わなかった?」
「ここ、寒くない?大丈夫?」
聞きたいことがたくさんありましたが、質問攻めにあったのは私の方でした。母は無口で、昔から静かな人でしたが、娘に会ってテンションが上がっていた感じ。

私が持って行った小さな観葉植物をとても喜んで、水はどのぐらいの頻度で?とか、暖かい部屋に置いて大丈夫かとか、これ名前は何だっけ?とかを、30分の面会時間の間に4、5回は繰り返していました。
総じて元気だったし、施設長さんとも事務長さんともお話ができ、安心しました。
残念だったこと
残念だったのは、やはり物忘れが前にも増して頻繁になっていたこと。とにかく、1分前に話したことを忘れます。
それと、頭の傷はほぼ治っているにもかかわらず、ひと月近くたっても身体がシャンとしてこないこと。
でもこれらは、年齢を考えればしかたないことです。施設にいるからこそ、安全で安心、健康的な生活ができていると、ふっくらした母と綺麗な建物をみて思いました。
杖をつけば歩けないことはないと言っていますので、痛みが少しでも早く取れて、この安全な館内でリハビリができるようになったらいいなと思っています。
終わりに
会うまではあれこれと心配し、電話だけでつい悪い方へ想像していた私ですが、会いに行ってよかったです。
ただ車のナビがもうポンコツで、途中で作動しなくなり、参りました!
老人ホームは高速を使えば家から1時間。なのにナビがうまく動かなくなり、あと少しの所にいるとわかっていても着きません。30分近くウロウロしてしまいました。焦った…
スマホの Google マップを頼りに、なんとか予約時間に間に合いましたが、私がいつものように早めに出なければ遅刻していたでしょう。トホホです。
私自身が確実に老化してるな、準備していってもうろたえてしまうな、というのがわかりました。
でも、顔を見て話せたので安心できました。これで、いつもなら始めている11月の小掃除にとりかかれます。
不安に思うことは行動して安心に変えていく。
すぐ出来なければ、出来るように工夫してみる。
思う通りには動けなくても、なんとかなります。母のことに限らず、前向きに考えてやっていきたいと思いました。
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