昨日はまた娘のところへいって、孫守りと娘に着物を着せる練習をしてきました。2人目の孫は体重が倍になったし、娘に着物を着せるのも久しぶりだったので、腕と背中が痛いです。でも、こんな日が私に訪れたことがすなおに嬉しいです。
デイサービスへお財布を持っていきたい義母と、それを阻止しようと言い聞かせる夫。「お財布は(と見せながら)おかあさんの引き出しの鍵がついているところへ入れときますねー」と私。この会話、今もときどきあります。
そんなやり取りで思い出したことがあったので、書いてみます。
なぜ一度失敗した同居を、20数年経ってもういちどはじめたか
なぜ、わずか5年ほどでダメになった同居を、20数年経ってもういちどはじめたか。
もういちど一緒にと思ったのは、また一人にするのは、あまりにも酷だと思ったから。逃げるようにあの家を出た自分を、責めていたからです。
もちろん義母が骨折したことが、大きな要因です。あの大きな古い家では、もう危ないと。本人が昔から同居を望んでいたのを知っていたからというのもありました。
でもそれだけなら、私はけっして踏み切らなかった。それほど最初の同居のときにはいろいろありました。
私のプロフィールと過去記事・ブログ村はじめの同居のときは、私がうつ病で2度も入院してしまったのが、別居する決定打になりました。
いきさつはいろいろあれど、結局は逃げたのです、私が。義母のそれまでの苦労や性格も知っているつもりだったのに。
いつも他人軸の私でしたが、5年前、もういちど同居しようと決めました。
よい嫁になるつもりはなかったし、実際まったくそうじゃありません。
義母は私を、冷たい人間だと思っているはずです。家のことと身の回りのことはしてくれるけれど、優しくはしれくれないと。
7年前のブログに
7年前、2015年10月の記事に、義母の暮らしぶりを褒めたこんな内容を私は書いていました。
早朝から暗くなるまでよく働く。雨の日なら、家の中で出来る用事はないかと探す。
自ら育てたものを旬のうちに食べる。この土地で繰り返されてきた行事を淡々とこなす。
なにごとも溜めこまない性格なので、物も驚くほどさっさと捨てます。あれにはびっくり。実家の母とは対照的でした。
▶50代、突然の義母の入院で知った「片づけ上手な人」の強みと未来そんな義母は、私にはプレッシャーでした。同じようにせよと言われているようで。
同居解消から、もう何年経ったでしょうか。本当にいろいろなことがあったし、これからも起きると思います。でも、それはそれ。
きっと出来ないと敬遠していた義母の暮らしぶりが、今ではお手本にしたいものになりました。
これを書いたとき、また同居する日がすぐそばまで来ているとは思っていませんでした。
おわりに
なるべく良かった頃のことを思い出すようにしていますが、いつもというわけにはいきません。なかなかです。
でも、ここへまた書いて読んでもらえたことで、私の頭にしっかり刻み込まれたと思います。
するべきことを淡々とこなす。難しく考えない。素直でいる。あの頃の義母のようになれたら、きっとラクだと思います。昔話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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