捨てずに残すなら、これを決めてから
今日は捨てる話ではなく、残すものをどのようにしておくかについて書きます。少ないもので快適に暮らすためにも、これを考えておくのは大切です。
■何かあったとき家族が処分を迷わないよう、
「私がそれをどうしてほしいか」をエンディングノートに記しておく
■残す思い出のものの上限を決める。このスペースに入る分だけというように

人から見ればそうでもないものでも、自分にとっては大切なものというのがどなたにもあると思います。
私もそうでした。大きな家具をはじめさまざまなものを捨ててきましたが、まだ迷っているものがありました。後で書きますが、思い出の物が特にそうでした。
▶こんな家具は今すぐ捨てよう。老いて捨てにくくなる前に。でも、生前整理の勉強をはじめてから、意識がだいぶ変わりました。
生前整理は、死後のことだけを思ってするものではなく、これからを生き生きと暮らしていくための片付けだと知ったからです。
あとに残された家族が処分を迷わないようにさえしておけば、残しておいていいと思えた
自分が好きなものや大切にしたいものに囲まれて暮らすのは、どなたにとっても理想とするところではないでしょうか。
そのうえで、あとに残された家族が迷わないよう、ものの処分の仕方を決めて伝えておくのはおすすめです。
そうすれば、家族にかける負担が少なくなるだけでなく、自分がこれから何を残して何を手放すかを決めやすくなるからです。
ただ、保管スペースの問題もあります。量をあらかじめ決めておくのもポイント。
変えたくなったら、また変えればいいのです。
まずは、「見える化し、伝える準備をする」「上限を決めておく」。これだけでも、残すものに対してもラクな気持ちで向き合えます。
残したものを家族にどうしてほしいかを決め、エンディングノートに記しておく
私は今、思い出のものを減らしている最中です。
▶亡くなった息子のタンス解体、今の思い、これからのこと完了するのはまだ先になりそうですが、私は次のようにエンディングノートに書いておきました。
●私にもしものことがあったら、この箱にあるものは遠慮なく捨ててくれていい
●棺に入れて欲しいものは、こちらの箱に入れてあるぶんでお願いします
縁起でもないと思いますか?私は逆に、これを書いてから、とても楽になったのですよ。肩の荷が下りたような気分。
これを書いたエンディングノートの在りかも、名刺大のたためるカードに記してお財布に入れています。
こうしておけば、万が一のことがあっても「私が」安心というわけです。

終わりに
どのくらいの量を、どのような形で持ち、どのように次へ託すか。
これを決めて整理しはじめてから、ラクになりました。
どんどん捨てて身軽になりましょう、ということではありません。捨てられないものに対して持っておられる重たい気持ちを、手放していっていただけると嬉しいです。
下の2つのバナーをクリックしてくださると嬉しいです。いつもありがとうございます。更新の励みになっています。
↓

ブログ村テーマ50代からの片付け・収納・家事シンプルで豊かな暮らし大人が着る無印とユニクロの服ブログ村ハッシュタグ#わが家の家計簿#50代からのシンプルライフ#髪が傷まない白髪染め
3/29新刊発売。みなさまのおかげです。ありがとうございます。片付けが苦手でも年齢を重ねていても、身軽な暮らしに変えていける、未来は明るい!という思いを込めて書きました。