*当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

捨てられなかった思い出のもの、罪悪感を減らしつつ手放すコツ

3/30(土)オンライン講座(NHKカルチャー)を開催します。人生後半を身軽に暮らしたい人に向けて、片付けの順番や迷ったときの対処法などを具体的にお伝えする内容です。ぜひご参加ください。

「何歳からでも始められるシンプルライフ」

お申し込みはこちら(NHKカルチャーのサイト)
詳しい内容はこちら(このブログの記事に飛びます)


思い出には順位がある


今日は、連載しているエッセオンラインのコラムのことと、息子の遺品整理をすすめてくる過程でわかった”思い出のものを手放すコツ”についてまとめます。重い知的障害があった息子の命日がまもなくやってくるため、そんな内容にしてみました。

記事一覧と私のプロフィール・ブログ村


トップの画像は、亡くなった父が息子にくれた帽子です。これは早い段階で手放せました。なぜ早めに手放せたかというと、息子があまり被らなかったからです。

つまり、思い出のものといっても、その思い出には順位があるということ。

考えてみれば当たり前なのですが、まずこれに気付けたことで、私は思い出のものの整理がラクになりました。

息子の帽子 遺品整理

思い出のものを手放すタイミング


思い出のものを手放すタイミングは、遺品に限らず、思い出のもの全般に言えることです。


●思い出のものを置いてある部屋(あるいは収納)を、別の目的で使いたいと思ったとき
●思い出のものに対する気持ちが変わったとき


どなたにも、代えがきかない思い出のものがあると思います。でも、その量がとても多いと管理がたいへんになってくる場合も。

いつまでも全て置いておけるならいいですが、別のものを収納したくなる場合も出てくると思うのです。私もそのひとりでした。

息子が亡くなり遺品が残った、かんたんには処分できない。でも娘が結婚して親族が増えたら、自分の思いにも変化が出はじめました。

息子の部屋の片付け2022年7月上旬 (1)1
(息子の部屋の片付け)
息子の部屋のタンスを処分

結婚した娘が、お婿さんや孫を連れてきたとき、泊まれる部屋がない。まずこれが私の気持ちを動かしました。

義母を呼び寄せる前なら使える和室があったのですが、娘の結婚は義母との同居と同じタイミング。そこは義母の部屋になっていました。

そこで、そのタイミングに合わせ、それまでも徐々にすすめていた息子の遺品整理をさらにすすめることに。



この遺品整理をふくめ、家具の整理については別記事でまとめています。未読の方はぜひご覧ください。
 

思い出のものを手放す罪悪感を減らすために


冒頭、「父がくれた帽子だけど息子はあまり被らなかった」というように、思い出としてストーリーがあまり無いものも残さなくていいのではないでしょうか。

ストーリーを語れなくなってきたといえば、私の場合、記念品などもそうでした。



そんなに簡単に決められない、と思う方もいらっしゃるでしょう。

それでも、今日の記事のタイトルを見て読みにきてくださったということは、思い出のものを片付けた方がいいかも…と考えはじめておられるサインではないでしょうか。

「もう、すべて置いておかなくてもいいかな」、「子供に、自分が捨てられなかった思い出のものの処分を託すのは…」、こんなふうに思いはじめた人もいらっしゃると思います。

トロフィー 思い出のもの イメージ
(イメージです)



罪悪感や不安な気持ちを少しでも和らげるために、私がしてきた習慣があります。遺品に限りません、自分のものでもそうです。

「最後にこうしてから手放す」という、儀式のようなものを決めて手放してきました。

……儀式って?

エッセオンラインで連載中のコラムにはそれを含め、思い出のものを整理するときの基準などについてもまとめています。ぜひご覧ください。


鯉のぼりを寄付 (2)
絵本 ピアノ教本など送った


おわりに


思い出のものを整理するのは、しんどい面もあります。でも、これからの自分の暮らしを考えるきっかけになるし、ほんとうに大切にすべきものが何かを確かめることにもつながります。

気になっている思い出のものがあれば、ぜひ出してきて整理をはじめてみてほしいです。気になったときが、はじめどきです。

ブログランキングに参加しています。クリックしていただくと嬉しいです。いつも応援ありがとうございます。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ 
シニアライフ人気ブログランキングへ

ブログ村ハッシュタグ
#シニアのシンプルライフ
#50代からの片付け
#小さく暮らす


読者登録バナーもご利用ください。更新のお知らせが届きます。

2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。
記事:今の暮らしを変えて、人生後半を身軽に楽しく生きる

:::

原田さよ

PVアクセスランキング にほんブログ村人気ブログランキング

考・衣・食・住、すべてをシンプルに。片付けやすい順番や罪悪感のないものの減らし方、家族のだれもがわかりやすい収納、身体も心もラクでいられる家事のやり方について書いています。少ない服でも楽しめる着回しの工夫なども。
ものを減らしてゆったり暮らせるようになりました。自分に使える時間が増えたことが一番嬉しいです。

整理収納アドバイザー
住宅収納スペシャリスト
生前整理アドバイザー1級


くわしいプロフィール
お問い合わせはこちらへ
プライバシーポリシー
Twitter
●コラム
『エッセオンライン』
『毎日が発見ネット』

最新記事

母の押入れ、高齢でも収納をラクにする3つの工夫 Mar 28, 2024
またもや孫に泣かれて途方に暮れる… Mar 27, 2024
空き箱を捨てられない人向けの整理の仕方 Mar 26, 2024
はじめて弟と実家を片づけた、妹とも弟とも良い距離感を保とうと思った Mar 24, 2024
もっと早く捨てれば良かった家具。残すか捨てるか迷ったときの判断ポイント Mar 22, 2024
わたしの物忘れ酷すぎ!落ち込んだ時すぐ切り替えるには Mar 21, 2024
親の家の片付け、怒らせずやる気になってくれる言葉がけ4つのポイント Mar 19, 2024
批判コメントへの神対応 Mar 17, 2024
やるなら今。片付けはじめるのにいい年3回のタイミングのうちの1つがやってきた Mar 16, 2024
魅力いっぱい、無印良品の春色セーターを選んだ理由 Mar 15, 2024

気になるタグで記事を検索

ページトップへ戻る