昨日から娘家族が遊びにきています。一泊し、今日帰ります。隣の部屋ではまだ娘たちが寝ている、そんな状況でこの記事をまとめられるのが嬉しいです。
あんなに片付けが嫌いで逃げてばかりいた私に、こんな未来が来るとは思いもしませんでした。
捨てたいと思っているのに、なかなか捨てられない。そういうものがありませんか
捨てたいと思っているのに、なかなか捨てられない。そういうものがありませんか。
私はこれまで相当な量のものを捨ててきましたが、なかでも多すぎたと反省したのが服でした。
「もう着ることはない」「思い出もそんなにない」、なのになかなか捨てらなかったのは、捨てることに罪悪感をもっていたからです。
今日はそんな私が、服を捨てる罪悪感を減らすためにしてきたことをまとめました。捨てたいのに捨てられないとき、効果があったやり方です。
目次▶
なぜ服を捨てたいと思っているか、確めてみる▶
誰かに使ってもらえるよう売ってみる▶
捨てる罪悪感を消す言葉を使ってみる▶
終わりに先日はこんな記事も書きました。未読の方は合わせてご覧くださると嬉しいです。

なぜ服を捨てたいと思っているか、確めてみる
捨てることに罪悪感を感じているとき、本音は「捨てたい」ほうに大きく傾いているものです。そうでなければ、捨てる捨てないで葛藤なんてしませんから。
まず、なぜいま自分が服を減らしたいと考えているか、その理由を確かめることからはじめました。
私は、次の3つの理由があって「自分で決められるうちに服を減らしておこう」と思うようになりました。
●使わないとわかっている服のために、収納スペースと時間(手入れする)を使うのをやめたいから
●今の自分が着たい服だけをクローゼットに入れておきたいから
●思い出の服であっても、それら全てを置いておけば、いずれ子供に負担をかけるから
自分がなぜ服を減らしたいと思っているかがわかると、今はまだ捨てられないと保留箱に入れた服でも、手放せるようになりました。
服を減らしたい理由は、片付けの目的につながっています。
片付けの目的を見つめなおすと、どうすれば迷わずに済むか考えやすくなります。これは毎月開催しているセミナーでも、はじめにお伝えしています。

誰かに使ってもらえるよう売ってみる
たとえ古いものでも、ゴミとして捨ててしまうのはどうしても辛いという時期がありました。
そういうときは、面倒でもオークションに出品したりリサイクルショップへ持ち込んだりしていました。
自分では捨てられないけれど、誰かに使ってもらえるなら手放せるという気持ちがあったからです。
また、子供服であれば海外へ寄付することもできると後で知り、段ボール箱にまとめて送ったこともあります。
それは海外の子供を支援するNPO法人でした。返事などはありませんでしたが、宅配の荷物番号を追って届いたことがわかるだけで気がラクになったものです。


*当時、夫の実家にまだ残してあった段ボール箱を持ち帰り、寄付先へ送るのに使いました。今はその実家も売却してありません。先日近くを通ったら、素敵な平屋が建っていました。時の流れを感じました。
捨てる罪悪感を消す言葉を使ってみる
捨てる罪悪感を消すもっともシンプルな方法は、服を手放すときの言葉かけです。これはこんまりさん(近藤麻理恵さん)の片付けメソッドを真似させてもらいました。
▶ こんまり(近藤麻理恵)流ときめきお片づけ 住まいブログ・テーマ「今までありがとう」
このとき、心で思うだけでは実感が薄いので、本当に声に出して言っていました。
服に触れながら語りかける。知らない人が見たら驚くかもしれませんが、私はこれで罪悪感が減りラクになるのを実感してきました。
終わりに
はじめに書いたように、しんどいのは、捨てたいと思っている物を目の前にして迷い続けることだと思っています。捨てる行為そのものより。
物やお金も大事ですが、私にとっていちばん大切にしたいのは時間。そう思うようになってから、判断がはやくなりました。
片付けには魅力がいっぱいあります。得られることも沢山あります。
捨てたいのに捨てられないと迷っておられる方は、ぜひ最初の一歩をふみだしてみてほしいです。
下の2つのバナーをクリックしていただくと更新の励みになり嬉しいです。いつも応援してくださってありがとうございます。
↓
シニアライフ人気ブログランキングへ
ブログ村テーマ50代からの片付け・収納・家事50代からのファッション白髪ケア・白髪染めについて生前整理・終活貯金、貯蓄、家計、お金に関することシンプルライフ・ブログランキングブログ村ハッシュタグ#50代からのシンプルライフ #50代からのファッション #わが家の家計簿
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。