先日、私が義母のことを書いた記事へ、いくつかメッセージをいただきました。ありがとうございます。今日はその一つをご紹介しながら私が気付かせてもらえたことを書きます。
目次▶親の気持ちを、具体的に想像してみる
▶気持ちを切り替えるのは、何度でもできる
▶Mさんから届いたメッセージ
▶終わりに

親の気持ちを、具体的に想像してみる
メッセージをいただいて気づいたのは、私が、自分のことばかり考えていたということです。だから余計にしんどいのだと。あの日、義母がどういう状態かわかっていたつもりでしたが、そうではありませんでした。
もうひとつ気づいたのは、時間を置くことや、身体を動かして気分転換することの効果です。
あのあと、YouTubeでダンス系のレッスン動画をみて踊りました。たとえ10分でも心拍数を130くらいまであげて踊ると、かなりスッキリします。
リウマチ患者ですが私はダンスが大好きです。…と、踊る話をすると脱線してしまうのでここでストップ。
▶プロフィールと過去記事はこちら・ブログ村あらためて想像してみました。なぜ義母がああいう状態になってしまったか。
●嫁や息子が何を言っているか今ひとつわからない
●聞いた覚えがないし、知らない間に決められて不愉快だ
●急に予定が変わるのはしんどい、用意しないといけないので困る、どうしよう
●ケアマネージャーさんや施設の人たちが何か言っていたが、よくわからなかったし、聞き返すのは恥ずかしかった
●だから何回も家で聞いているのに、なぜ、息子も嫁も悲しそうな顔をするんだろう、声がだんだん大きくなるんだろう
義母はあの日、このような気持ちで頭の中がいっぱいになり、パニックを起こしたのではないかと思いました。
気持ちを切り替えるのは、何度でもできる
私がもっと配慮できるかしこい人になれればいいのですが、それは難しいです。でも、考え直したりかかわり方を変えたりしていくことはできます。
「きょうは、残りの人生の、最初の日です」
その意味を伝えてくださったMさんに、心からお礼を申し上げます。気持ちを切り替えるのは何度でもできるし、やりなおしていいんだと思えました。
Mさんから届いたメッセージ
さよさま
ご無沙汰しております。ずいぶん前にメールを致しました、Mです。
きょうのブログを拝見して、何かただならぬものを感じております。杞憂であればいいのですが。
私は、実母の介護に、5年ほど、東京を横断して通いました。
引き取らなかったことは、母が召されて10年以上経った今でも私を苦しめます。
人は、自分の経験から、いろいろと言います。が、一人一人の人生が固有であるように、介護のかかわりもそれぞれです。正しいやり方は、一つとしてありません。
先達は模索し奔走して、介護保険という制度を定着させてくれました。
さよさま、どうかご自身の人生を大切にしてくださいますように。さよさまのブログは欠かさず拝見して、陰ながらエールを送っています。
美しく抑制された日本語、センスの良いファッション、ちらりと見せてくださるユーモア、憧れています。
私は間も無く前期高齢者になります。
きょうは、残りの人生の、最初の日です。
平安を祈ります。終わりに
「今まで何回もあったので、わかっているつもりです」と、私はあの日の記事で書きました。でもそうではありませんでした。
ただ、時間を置けば置くほど、落ち着いて振り返ることができているのはたしかです。当日より翌日、3日目より4日目、先週よりは今週というように。
それに、忘れてしまうのは義母にとってそう悪いことではないかもと思えるようになりました。
なぜなら、あんなことがあってもすぐ普段どおりになってお天気の話やデイサービスでの話をしているからです。よく食べ、よく喋り、よく眠って。
「うまいこと生きてはるな~、平和だな~」
今この記事を書きながら思う、義母への正直な感想がこれです!こうやってその時その時で折り合いをつけながら、暮らしていきたいです。
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