整理収納の考え方は、とても合理的です。
いちどコツがわかるとどの場所でも使えるので、片付け方がわからなくなってしまった…というときにおすすめの考え方です。
今日は、引き出しの整理と収納の仕方を写真を使いながら説明しました。
画像が多めの記事になりました。片付けセミナーのはじめの頃よくパワーポイントで説明していたのを、ブログに書き起こしてみたものです。
引き出しを片付けると、作業の効率があがります!「最近なんだか引き出しが使いにくいな~」と思っておられる方に、ぜひ試していただきたいです。

引き出しの片付け方、順番は次のようになります。
1.机の引き出し一つから全てのものを出して、中に何があるかを確かめる
2.使っているものと、使っていないものとを区別する(整理)
3.使っていないものは引き出しに戻さず、手放すか、別の場所へ移動させる
4.「使っているもの」を、用途でグループにしてまとめる
5.そのグループに、使用頻度で順位をつける
6.収納場所にも、使いやすい位置から順位をつける
7.使用頻度の順位と使いやすい収納位置の順位を重ねて、収納の定位置を決める
1~7の、この順番で書いていきます。
整理収納の基本はシンプル。下駄箱でも食器棚でも冷蔵庫でも押入れでも、同じ考え方で大丈夫です。
あとはどれだけ出し入れしやすくするか。物を厳選できるかだけです。

1.机の引き出し一つから全てのものを出して、中に何があるかを確かめる

2.使っているものと、使っていないものとを区別する(整理)。向かって右側が、私が使っているものです。

3と4.使っているものを、用途別でグループにしてまとめます。
左から…
・書くもの
・くっつけるもの
・切るもの
・測るもの

5.そのグループに、使用頻度で順位をつける
私がよく使うものから順番をつけると…
1位:書くもの
2位:くっつけるもの
3位:切るもの
4位:計算するもの測るもの

6. 収納場所にも、使いやすい位置から順位をつける
この引出しの場合、私が座るのは向かって左側です。なので、①の引き出しの左側かつ手前が、もっとも出し入れしやすい位置になります。画像①の位置。

最も使いやすい位置①へ、使用頻度の高さ1位のグループ「書くもの」から順に入れていきます

7.
使用頻度の順位と
使いやすい収納位置の順位を重ねて、収納の定位置を決める

整理と収納のきほんに合わせて片付けていったのがこの画像です。引き出しはこの収納がもっとも使いやすいかたちになります。
堅苦しい記事になりましたが、引き出しがなんだか使いにくいな~という人は、いちど試してみてください。
この順番で整理すると、ぐっと使いやすくなると思います!
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3/29書籍発売。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。