嫁も長女もやめたい、しんどい、と自暴自棄にならないために
一人暮らしだった義母が自宅内で骨折したのを機に、わが家へひきとって同居をはじめました。来年の4月で丸4年になります。
一人暮らしをしている実家の母も、今年の秋、要支援2の状態に。
「もう嫁をやめてしまいたい」
「長女なのも疲れた」
「家族なんてめんどくさい」
辛くなり、こんなふうに思ってしまうこともあります。でもだいぶ図太くなって、乗り越えられるようになりました。
ブログ村テーマ
親の介護と向き合えばそうなれた一番の理由は、気持ちの切り替え方を覚えたからです。
●物理的な距離をおく
●心理的な距離をおく
申し訳ないけれど、私にも自分の人生があるし自分を守っていいと思うことにしました。
そう決めて関わるようにしてみたら、ずいぶんラクになりました。
夫は定年、義母と同居、リビングに私の居場所はない!対策はこの2つ
物理的な距離を置くには
介護はどこまで?そんなふうに考えてもしかたありません。
出来ることを出来るようにやればいいと思っています。
しんどくなってきた…というときは、物理的に距離を置いてお互いがラクでいられるようにしています。
●介護サービスをできるかぎり利用する
●機嫌よく介護サービスを受けられるよう、根回しをする(言葉かけ。同じパターンでの利用など)
はじめての要介護認定、調査の日までに準備しておくことまずは、本人にご機嫌でいてもらうことが優先です。
望みを聞き、叶える。規則正しい毎日を送ってもらえるよう努力する。
ご機嫌でいてくれれば介護サービスも嫌がらず受けてくれる。退屈させないですむ。認知症からくる様々な困りごとも減る。
このようにしていれば、結局はこちらもラクでいられるというわけです。
そのために、夫婦それぞれで自分に何が出来るか話し合っています。役割分担。
心理的な距離を置くには
物理的な距離を置くのが難しいというときは、心理的に距離を置くようにしています。
●気持ちに蓋をして気にしないようにする
●淡々とこちらの役目を果たし、あとは運を天に任せる
親不孝かもしれないし冷たいようにも思います。ですが、こうすると冷静でいられます。
まずは、ほどほどに安定した状態を保ってもらうのが先。そのうえで、私も夫もしっかり割り切りながらやっています。
前向きに考える癖をつけるのも効果がありました。
まとめ
なるべく今と変わらない暮らしをしていくのが、お互いにベターだと思っています。
変化のない安定した日々こそが高齢の親には大切なこと。親が安定していればこちらもラク。その状態を維持するために、必要な距離を保ちながら支えていきたいです。
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