誰かの悩みは、別の人の悩みでもある
昨日は月1で開催している片付け入門講座の日でした。スタートまで10分ほど時間があったので、それぞれのお悩みを聞いてみました。
その数分のやり取りが、私にはとても勉強になりました。
参加してくださっている方たちにとっても、そうだったのではないかと感じました。
●誰かの悩みは、別の人の悩みでもあるということにあらためて気付くことができた
●「傾聴」は、雑談のような感じで行う場合も効果があると感じられた
別ブログのほうにも少し書いてみました。
(今回は写真を撮るのを忘れていたので夏に撮った画像を使っています)
今回も5名の方にご参加いただきました。素敵なインテリアのちょうどいい広さのお部屋で、ゆったり受講していただけたと思っています。ありがとうございます。
私は、どちらかというと考えすぎる傾向がある人間です。
今までは勇気がなく、セミナー開始前のコミュニケーションは控えていました。ですが、昨日はお一人お一人に声をかけさせてもらいました。
そうできたのはアドバイスがあったからです。大竹先生、ありがとうございました。
辛い過去さえ変えられる。幸せに年を重ねるための生前整理どなたかの悩みは、別の方の悩みでもあるのですよね。
おひとりの方の話を私が頷きながら聴いているのを、他の方もうんうんと頷きながら聴いておられました。
「うちもそうです」「わかります」
というように、別の方が答えてくださったり。
収納よりも、 物の持ち方について悩んでいる方が多い
昨日の片付け入門講座のテーマは、押入れや納戸の整理収納について。
開始前のお話では、みなさん、押し入れや納戸の収納でただ困っているということだけではないようでした。
その前の段階の、
物の持ち方について悩んでいる方が多いと感じました。
片付け=収納と、私も以前は考えていました。でも力をいれるべきは、整理の方でした。伺ったお話を頭におきつつ、セミナーのなかでお伝えしました。
生きてきた長さのぶんだけ、物は増えていきます。よほど慎重に持ち物の量を調節できる人でなければ、それが普通です。
それを悪いことだと思う必要はありません。
若い頃の私は、なぜ母や叔母や祖母がこんなに押入れに物を詰め込んでいるのかわかりませんでした。
ところが、自分が結婚して数年も経つと同じようになっていました。
もし、今のように片付けやシンプルライフのことをこれほど書いたり話したりするようにならなければ、きっとそのまま年齢を重ねていたと思います。

忙しい方も多いと思うので、今日からすぐに!とは言えません。
ですが、もし家の中が片付いていないせいで心がモヤモヤしておられるなら、ぜひ片付けの一歩目を出してみてほしいです。
はじめは効果がわからず、挫折しそうになるかもしれません。
でも、あきらめず細く長く続けていけば、必ず、部屋だけでなく気持ちも整理されてきます。
物の持ち方、その基準も、明確になってきます。
そしてそれは、誰でもない自分だけの基準になります。
何歳からはじめても遅すぎるなんていうことはありません。
シニアライフブログ人気ランキングへ終わりに
傾聴については、生前整理アドバイザーのほうでも整理収納アドバイザーのほうでも、講義のなかで長い時間をとって教えていただきました。
まずは安心して話していただけるように。少しでも心が軽くなるように。
そしてできれば、解決の糸口になるようなヒントを持って帰ってもらえるように。
私らしく、受講いただく方と同じ目線になってお伝えしたいという思いをあらたにした1日でした。
これはブログでも同じです。
元気を出してもらえるような、やる気になっていただけるようなことを書いていきたいです。
読みに来てくださる方の背中を、そっと押せるような言葉を選びながら。
ブログランキングに参加しています。2つの四角いバナーを押して応援して下さるとうれしいです。いつもありがとうございます。
↓ ↓
シニアライフの人気ブログランキングへ
ブログ村テーマ50代からの片付け・収納・家事貯金、貯蓄、家計、お金に関すること私の人生を変えた一冊50代からのファッション白髪染め、ヘアカラーについてこちらの関連記事もいかがですか。
3/29新刊発売。みなさまのおかげです。ありがとうございます。片付けが苦手でも年齢を重ねていても、身軽な暮らしに変えていける、未来は明るい!という思いを込めて書きました。