認知症の母、私との直前の約束を忘れる!
義母が施設へ行っているあいだに実家へ行き、母の様子を見てきました。80代後半の母は、わが家から車で小一時間のところに一人で暮らしています。
最近なにかと忘れることが多くなってきた母。
今回は、私が実家へ帰ること自体を忘れていました!その前にメールを何度もやりとりし、電話もかけておいたのですが。
目次▶
認知症と、ふつうの物忘れとの違い▶
「また忘れたの?!」と言いたくなる時は▶
認知症 初期の物忘れへの対応 ▶
メモの活用 ▶
叱らず、合わせる▶
終わりに
認知症と、ふつうの物忘れとの違い
認知症とふつうの物忘れとの違いを、前に教えてもらったことがあります。
ふつうの物忘れとは、例えば私でもするような忘れかた。
認知症では、体験したことそのものを忘れますが、ふつうの物忘れだとそれはなく、何かのきっかけで思い出せる場合が多いです。
認知症だと、物忘れの自覚がないということ。
ふつうの物忘れだと、「ああ、あれなんだっけ?」と忘れたこと自体はわかる。でも、母の場合、忘れたことを自覚できないことが増えてきました。
一回の会話の中で、何度も同じ話をしてくるのもそう。これは義母にもよくあることです。
「また忘れたの?!」と言いたくなる時は
否定せず合わせる=なんでも受け入れるとなると、しんどいです。
心の中で距離をとりながら、こちらの感情までもっていかれないよう、冷静に。
別のところでちゃっかりストレスを発散しつつ、「これでいいんだ」と思いながら母たちにつきあっています。
本人が安定する=介護する側も結局はラク、と思っているからです。
「また忘れたの?!」と言いたくなるときはあります。しょっちゅうですから。これは同居の義母に対してでも同じ。
でも、そこをぐっと堪える。そのうち慣れてきて、危険じゃないことならうまく聞き流せるようになりました。
ブログ村テーマ
家族の認知症「要介護2」の介護とストレス解消方法認知症 初期の物忘れへの対応
メモの活用
生活に支障がないことなら、そばにいる家族がそれとなく教えればいいと思ってそうしています。
●紙に書いて見せ、わかる場所に貼っておく
●カレンダーや手帳に、本人に書き込んでもらう
書いたものをもういちど一緒に見て、声に出して言う、というのも効果がありました。

叱らず、合わせる
忘れていることを言わなくてよい程度の内容なら、にこやかに聞いて付き合うか、サッと話を変えています。
でも、忘れていて危険な場合は、言います。
ただし、さりげなく「初めて」言うように話しています。傷つけてしまうと不安にさせるからです。
終わりに
義母と同居しているので、対応は予習できています。
これを幸いと言っていいかどうかは疑問だし、性格も違うので一概には言えませんが、予習は活かせると信じて前向きに捉えてやっています。
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