昨日も50代をキーワードにした記事をアップしました。先月の人気記事をまとめたものです。未読の方は合わせてご覧ください。
本日の目次▶
50代のうちに捨てておきたかったもの▶
50歳のときの自分、今の自分▶
濃い思い出がある着物の整理も▶
終わりに50代のうちに捨てておきたかったもの
体力よりも気力が持たなくなってくるから
何度も書いてしまいますが、50代以降の片付けで必要なのは、体力よりも気力です。
物の片付けはどうしても無理な場合プロに頼めますが、気持ちの面は自分にしかコントロールできないからです。判断する力も、年齢を重ねれば重ねるほど落ちていくはず。
私が体力の衰えを感じはじめたのは、40代に入ってすぐのころから。
気力が持たなくなってきたと感じたのは、50代に入ってからでした。みなさんはいかがですか?
50代のうちに捨てておきたかったものが、私には2種類ありました。
●大きくて重たいもの●小さくても濃い思い出が残っているもの
大きくて重たいもの
大きくて重たいいくつかのものを捨ててきました。その代表が家具。
▶ こんな家具は今すぐ捨てよう。老いて捨てにくくなる前にこの記事で書いたように、もう機能しなくなった家具は処分してきました。機能していない家具とは…
●使っていないものが多く入っている家具
●そもそも、もう使わなくなっている家具
●片付けで不要なものをどんどん捨てていったら、中が空になった家具
●暮らしの目標が変わったとき、妨げになる家具
小さくても濃い思い出が残っているもの
思い出のものをどのくらい残すか、手放すとしたらどんな方法で手放すか。これを決めるのは時間がかかります。迷うので心も疲れます。
これからも増えていく思い出のものこそ、量を加減しながら持つのが大切です。
手放し方はいろいろあります。私は寄付をしたり供養に出したり、ネットオークションで買ってもらったりしました。
▶ 思い出のものの整理。残し方、減らし方、活かし方(3)私のゴール思い出のものの整理がまだの人がいらしたら、できれば早めにとおすすめしたいです。よかったら、はじめてみませんか。決して早すぎるということはありません。
体力や気力があるうちに片付けよう、ということだけではありません。
私のように、いちど立ち止まって人生を振り返るきっかけになったり、それを見るのが楽しみのひとつになったりするからです。
50歳のときの自分、今の自分
この春で息子が亡くなって9年になります。私はもうすぐ59歳に。プロフィールにも書いているように、息子には重い知的障害がありました。育てるのも無事に1日を終えるのも難しい子でした。
プロフィールと過去記事・ブログ村それだけに、息子との23年間は忘れられないものになりました。
息子との別れがなければ、私が家じゅうの片付けをはじめることはなかったと思います。その子の部屋を整理したことがきっかけになり、ずっと見ないふりをしてきた家の中のことを考えられるようになったからです。
そんな私が資格をとり、片付けの入門講座セミナーを持たせてもらうようになるとは、あの頃は想像もしませんでした。今、片付けの魅力や効果についてあらためて実感する日々を送るようになるなんて!
これもブログを読んでくださる人がいらしたからこそ実現したことです。いつもお読みいただき、ありがとうございます。
濃い思い出がある着物の整理も
私は昨年、ようやく本腰をいれて着物を整理しはじめました。これが予想通り、とてもしんどかったです。
体力もですが、母や祖母との思い出が着物にしっかり張り付いており、作業が思うように進まなくて。
でも、「今しかない」と思えたので数日にわけて続け、目処が立ちました。
終わりに
「何のためにそれを持っているか。持っていたいのか」。迷ったら、いつものように、こう自分へ問いかけたいです。
これからも、気持ちの落としどころを探りながら片付けを続けていきます。
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2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。