*当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

片付けられない母が、この言葉で片付ける気になってくれた

3/30(土)オンライン講座(NHKカルチャー)を開催します。人生後半を身軽に暮らしたい人に向けて、片付けの順番や迷ったときの対処法などを具体的にお伝えする内容です。ぜひご参加ください。

「何歳からでも始められるシンプルライフ」
お申し込みはこちら(NHKカルチャーのサイト)
詳しい内容はこちら(このブログの記事に飛びます)

年明け、老人ホーム内で大腿骨を骨折。手術の後、母はリハビリに精を出してきました。

手術から約3か月の今、なんと杖をつくのを忘れるぐらいすたすたと歩けるようになってきています!この回復ぶりには驚くばかり。リハビリ専門の病院へ転院したことが良かったのだと喜んでいます。

今日は、そんな母が一人暮らしをまだ元気にしていた頃の片付けのエピソードをご紹介します。過去記事に加筆しての更新です。

目次
親の家の片付け。言わないほうが上手くいく言葉
親の家の片付けより先に、自分の家の片付けを終えよう
親とそのものとの思い出に、耳を傾ける
本当はどうしたいかを、親本人に気付いてもらえるような言葉をかける
終わりに


「片付けたい、片付けたい」と訴えるわりには片付けられなかった母が、言葉かけを変えたことで前向きにものを手放してくれました。次のようなことに気をつけたら、うまく行きました。

●親と、その物との思い出に、耳を傾ける
●本当はどうしたいか、親本人に気付いてもらえるような言葉がけをする

親の家の片付け2021年5月 (4)

親の家の片付け。言わないほうが上手くいく言葉


親の家の片付けを親と一緒にするとき、言わないほうが上手くいく言葉というのがあります。


「これ、要るの?何に使うの?」

「なんでこんなに物が多いの」

「もう捨てようよ」


私も昔は言ってしまっていました。これがかえって親のやる気を削いでしまうとも知らず、自分の気持ちだけを押し付けて。

過去記事と私のプロフィール・ブログ村



母は、ものすごく物をためこむタイプの人ではありません。廊下も居間も寝室も、年齢のわりにはきれいに整頓されている方だと思います。

ただ、納戸や押入れやタンスのなかは奥に何があるのかもうわからない状態で、ほしいものをすぐ出せないときがあるようでした。それはキッチンでも仕事部屋でも同じでした。

だから本人も、なんとかしたい、片付けたいと思っていたのでしょう。
 

親に付きあうのはしんどいが、慣れてくると効果のほうに目がいく


「こんなもの残しておいてどうするの?」

私自身が、もしこんな言葉を言われたら辛いです。これは、親のほうも同じ。本人は「片付けたい」と思っているので、寄り添うのがベターです。

こちらは忍耐力がいりますが、慣れてくると、効果のほうに目がいきます。効果とは、母がものを手放す気になってくれるという効果です。



親の家の片付けより先に、自分の家の片付けを終えよう


生前整理の考え方では、親の家の片付けより先に、自分の家の片付けを終えなさいというのがあります。

自分の物を片付けると、親ににどう働きかければ伝わりやすいかというのもわかってきます。



親とそのものとの思い出に、耳を傾ける


実家の片付けでは、た~くさん出すだけ出して一つずつ確かめても、母は結局ほとんどのものを元に戻していました。


「ごめんね、おねえちゃん(私のことです)、やっぱりこれは捨てられないわ。残しておいても仕方ないってわかってるんだけど」

「これはおとうさんが○○していたときの」

「こっちは○○おばさんがくれたもの」

「これ、みんなで旅行に行ったときのね。おねえちゃん、覚えてる?」


一つ一つを手にとりながら話す母の言葉を、私は相づちをうちながら聞きました。

結局はほとんどのものを元に戻すことになりましたが、私はもうそれでいいと思っていました。少しでも片付いたわけだし、母が嬉しそうだったし。

安全な家でさえあればじゅうぶんです。これは妹も弟も、同じ考えです。



本当はどうしたいかを、親本人に気付いてもらえるような言葉をかける


今日はここまでにしようよと私が言ったとき、母が2足の靴を両手に持ってぽつんとひとこと言いました。一足は黒でヒールが5cmくらいあるパンプス。もう一足はウオーキングシューズでした。



「あとどのくらい生きられるかわからないのに、私は馬鹿ね」と母。

あわてて私は母の言葉を遮り、次のように言ってみました。



「どっちの靴が好き?」

「ヒールの高い靴はとても綺麗だけど、こけたら怪我をするから心配だな~」

「どちらかを残すなら、散歩でもはけるそっちの靴がいいかもね。それを履いて歩いてくれると嬉しいな~」



私の言葉は、母に届いたようでした。母は、ヒールの高い黒いパンプスのほうを手放すと言ったのです。

「そんな靴、お母さんが危ないから」というのももちろんいいと思います。

ですが、「私がそうしてくれると安心だから」「嬉しいから」という声掛けが良かったみたいです。

●捨てるものを探すのではなく、好きなものを探してもらう
●親の立場で考えてもらえるよう促す(娘が安心するなら、喜ぶならと)


親の家の片付け 玄関 イメージ

終わりに


いつまでこれが通用するかわかりません。母の認知症の状態もゆるやかにすすんでいますので。

でも、母の思いにできるかぎり寄り添いながら、親の家の片付けをすすめていきたいと思っています。それが私自身のためにもなると信じて。



ここまでが、2021年の10月に書いた記事を編集した部分です。その月、たくさんの人に読んで頂いた記事でした。

今の母は、実家のことはもう言わないそうです(言語聴覚士をしている妹が、よく様子を見に行ってくれています)。

でも、歩けるようになるとは思っていなかったですし、今も新聞は読んでいるそうなので、安心です。

母が頑張っているから、私も頑張ろう。そんなふうに思いながら過去記事に加筆し、編集しました。お付き合いいただきありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。下の2つのバナーをクリックして頂けると嬉しいです。

シニアライフ人気ブログ、ランキング1位は



ブログ村テーマ
50代からの片付け・収納・家事
貯金、貯蓄、家計、お金に関すること
私の人生を変えた一冊
シンプルライフ・ブログランキング


ブログ更新通知はこちらから。クリックでフォローできます。

2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。
記事:今の暮らしを変えて、人生後半を身軽に楽しく生きる

:::

原田さよ

PVアクセスランキング にほんブログ村人気ブログランキング

考・衣・食・住、すべてをシンプルに。片付けやすい順番や罪悪感のないものの減らし方、家族のだれもがわかりやすい収納、身体も心もラクでいられる家事のやり方について書いています。少ない服でも楽しめる着回しの工夫なども。
ものを減らしてゆったり暮らせるようになりました。自分に使える時間が増えたことが一番嬉しいです。

整理収納アドバイザー
住宅収納スペシャリスト
生前整理アドバイザー1級


くわしいプロフィール
お問い合わせはこちらへ
プライバシーポリシー
Twitter
●コラム
『エッセオンライン』
『毎日が発見ネット』

最新記事

親の家の片付け、成功のカギは意外なこと Feb 25, 2024
婚礼家具の処分、私がしてきたこと Feb 23, 2024
ああすっきり。50代60代の片付け、先延ばししないための2つのコツ Feb 22, 2024
真似したい、70代お洒落な人 Feb 20, 2024
心が満たされる、楽天お買いものリスト(美味しいもの・家事をラクにしてくれるもの・PR) Feb 19, 2024
やって良かった!古いアルバムの整理。お金がかかっても節目写真館を選んだ理由と片付けの順番 Feb 17, 2024
可愛いだけじゃない、セリア北欧柄のキッチンガードが使いやすい理由 Feb 15, 2024
お知らせ Feb 13, 2024
思い出のものの整理をすすめて大満足、その理由は Feb 11, 2024
60代、友達から学ぶ年金生活の未来 Feb 10, 2024

気になるタグで記事を検索

ページトップへ戻る