老後を身軽に。抱えるものはできるだけ少なく。
私の片付けの目標は、はじめからこのように単純です。
これまでたくさん片付けのことについて書いてきたし、書かれたものを読んできましたが、感じるのはいつも同じこと。
何をどれだけ、どんなふうに残すかに、その人の性格や人生観までが表れるものなんだなと。
正解はその人の数だけあるということも。
今日は、趣味のものを手放すことについて書きます。
▶
趣味のものを手放すタイミング▶
身体はひとつ。時間は有限。だからこそ▶
趣味に関するものだからこそ、今の自分が好きで使いやすいものを選ぼう▶
罪悪感を感じないために ▶
誰かに使ってもらう ▶
人に渡すことに抵抗がある場合は▶
終わりに趣味のものを手放すタイミング
趣味のものは、たとえ使わなくなっていたとしても捨てにくいものです。でも、決めた範囲からはみ出しているなら、整理をするタイミングにきています。
決めた範囲とは、「適量」がおさまっている状態だった場所のこと。
たとえばこの引出し1段分だけ、クローゼットの左半分だけ、と決めていた趣味のものがそこに詰め込まれているように見えてきたら、それはもう持ち過ぎです。
その状態だと、いま使いたいものが出しにくくなっているはず。
…と、いかにもわかったようなことを書きましたが、私の趣味のものもそういう時期がやってきました!

身体はひとつ。時間は有限。だからこそ
身体はひとつ。時間は有限。
体力も気力も下降気味。
だからこそ、本当に好きなものや使いたいものだけに囲まれて暮らしていきたいです。
趣味に関するものだからこそ、今の自分が好きで使いやすいものを選ぼう
もう使わなくなっている趣味のものだけれど…
●高価だったから
●まだ使えるから
●気が変わってまた使うかもしれないから
●使えるのに捨ててはいけないと、親にしつけられたから
●思い出があるから
そんな理由で残していても使わないことが多いというのは、誰よりも自分が知っているはず。
趣味に関するものなら、なおさら、今の自分が好きで使いやすいものを選んでいるものです。
罪悪感を感じないために
誰かに使ってもらう
「今まで楽しませてくれてありがとうね」
「使ってくれる人のところで活躍してください」
本当にそんなふうに声をかけながら、私は今回それらを委託販売に出しました。前と同じ人にお願いしています。
どうせなら高値で譲りたいと思う人は、ご自分でネットオークションに出品するのがいちばん。
でも私は、そうしませんでした。
昔は自分で出品していたし、委託すれば相応の手数料などがかかるのは承知ですが、もう面倒になったのです。
私がそれだけ、年を取ったということなのでしょう。
「もったいない」という罪悪感からは、身体も心もラクな状態で距離をおくようにしてきました。
人に渡すことに抵抗がある場合は
私のがそうであるように、趣味に関するものが衣類である場合、抵抗がある人もいらっしゃるでしょう。着ていたものを売るなんてと。
そういう場合は、リユースではなくリサイクルに出すのベターです。
あるいは、布の一部を使って小物にリメイクするなど。
いえいえ、使わなくても大事に持ち続けたいという人ももちろんおられるでしょう。
その場合は、現役で使っているものとは別の保管場所を作り、そこで置いておくようにしてください。
こうすれば、いま使っているものの取り出しにくさや戻しにくさが解消します。
終わりに
みなさんはいかがですか。
趣味のものが増えすぎて、本当に欲しいものが出しにくくなっていませんか。「そろそろ片付けないと…」と思っていませんか。
もしそうなら、ぜひこの秋に整理してみてください。
いま使っているものが出し入れしやすくなるだけでなく、気持ちもスッキリすると思います。
罪悪感なくものを手放すのに必要なのは、段階をふんで心を整理していくという作業です。
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