昨日の記事にはとても多くのアクセスをいただきました。ありがとうございます。もっと詳しい記事が書けると良かったのですが、今できるところまででも書けて良かったです。
▶着物買取、やっと終了、びっくりするほど価格が低い?
*2021年5月下旬、実家へ片付けを手伝いに行ったときの画像です。2022年6月20日加筆して更新します。親の家の片付け。私の気持ちの変化
今日は、親の家の片付けで、私がしないと決めていること・続けていくことを書きます。
義実家の片付けについてはこんな記事にまとめています。
▶売って良かった夫の実家。義母に対する気持ちも変わってきた。目次▶
親の家の片付け。私がしないと決めていること・続けていくこと▶
親の家の片付け。今も後悔している言葉がけ▶
親の家の片付け。腹をくくるには▶
母が自分で説明できるうちは▶
終わりに▶
先週、よく読まれていた記事。
この先ずっと、物が多い親の家の片付けに関わらないというわけにはいかないでしょう。
ただ、安全でそこそこ清潔でさえあればよしと、腹をくくって向き合うことはできると思っています。
少なくとも親がまだ元気なうちは。

親の家の片付け。私がしないと決めていること・続けていくこと
親の家の片付け、しないと決めていること
●母に片付けを急かすこと
●捨てれば?これいるの?という言葉を使うこと
親の家の片付け、続けていること
●片付けながら、母の思いをひとつずつ聞くこと
●片付けを特別なことにせず、ふだんのくらしの延長線上におくこと
●無理をせず、母の気持ちに合わせること親の家の片付け。今も後悔している言葉がけ
「いつかこの家を片付けるのは私たち子どもなんだから、もっと捨てておいてほしい」
「こんなもの、何に使うの?」
「物が多すぎだと思うし、危ないわよ、怪我したらどうするの」
なんて酷いことを言ってきたのでしょう。
私は自分の片付け下手を棚にあげ、親を責めていた時期があります。今から10数年前の、片付けや収納の話題がメディアで出はじめた頃でした。
その後おおきな断捨離ブームが来たり、空き家問題・汚部屋問題がクローズアップされたり。
ちょうどその頃に父が亡くなり、あまりにも物が多くて閉口したことがあったのです。

親の家の片付け。腹をくくるには
実家は決して汚部屋ではなかったのに、私は自分のことばかり考えていました。親がそれまでどれほど物を大事にしてきたかなど、当時はまったく考えられませんでした。
40代後半だった私。今思えば、親へのあのイライラは、更年期であったこととも関係していたようです。
重い知的障害のある息子の世話もたいへんで、リウマチも発病し、親に八つ当たりしたのだと。
自営業だった私の親の家やまわりの建物、田舎で広い家と畑、農機具小屋や離れまであった夫の実家。
2つの親の家の処分をみてきたなかで、私の思いもだいぶ変わりました。
▶親の家の処分へ【仏壇の魂抜き】まとめ。かかった費用は?お布施はいくら?▶親の家の売却【空き家の処分】が終了。かかる費用・必要な書類は何かかかる費用も時間もわかったから「腹をくくれた」、といったほうが正しいかもしれません。
今から準備すべきことは何か、自分の限度はどこまでかを知ったことが良かったと思っています。

母が自分で説明できるうちは
「捨ててよ、いらないでしょ、これいるの?何に使うの?」、もうこんな酷いことは思わないし、もちろん言うこともありません。
捨てないことにも、母なりのしっかりした理由があると知ったからです。
たとえその理由が、私から見れば疑問だらけだったとしても、母の説明がまだ変になっていない限りは受け入れたいです。
その物も、思いも、母のものだからです。
終わりに
急かさない。私も焦らない。
酷いことを母に言ってしまった事実は、たとえ昔のことであれ消せません。でも、今からのことは変えていけます。
認知機能において心配なことが出てきている母です。もうお互いに無理をせず、出来ることだけやっていこうと決めました。
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2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。