介護、できれば同居の義母だけでなく実家の母も見守りたい
昨日は義母が施設を利用している間に私の実家へ行き、母の様子をみてきました。
これまで何度か心配なことが起きていましたが、そのたび乗り切ってくることができました。でも80代後半になり、だんだんそれも難しくなってきていました。
ただ、こんなふうに私が実家へ行けるのはありがたいこと。
義母が介護認定をうけてサービスを利用できているからこそ、安心して出かけてこれたと思っています。
どっちが幸せ?義母と母を比べて考えた週末義母の要介護認定の結果が来た。涙が出た。そして母と実家のことについて心配だった件を、一つ話し合ってくることができました。
紙に書きながらゆっくり説明したので、あるていどは母にも伝わったと思います。
「最近、いろいろと忘れてしまうの」
「これから先、どうなっていくのか怖い」
あんなに無口で厳しかった母が、今はすっかり弱気になりました。これも自然なことなのでしょうね。
実家の母に大事な話をするときにも心がけている4つのこと
義母と話すときと同様に、実家の母に大事な話をするときにも心がけていることがあります。
認知症が少しある義母の場合とはいくらか違いますが、おおむね同じような内容です。
●一度に多くのことを言わない
●判断が難しいことを本人に委ねない
●大切なことを伝える時は紙に書いて見せながら話す
●同じことを聞かれても焦らず、母が納得するまで説明する
厳しかった母も変わってきたから
母のことは自分で決めてもらうのが一番だと思っていました。まだしっかりしていたからです。でも母にとってはそれが負担になってきていると感じました。
何度も書いてしまいますが、自分にも子どもにも厳しかった母がそうなってくることを、私は予想できていませんでした。
臨機応変にやっていこうと、思いをあらたにしているところです。
介護は、兄弟それぞれのやり方で連携を
母の方。今朝は弟や妹とも連絡をとり、今後のことを決める一歩目を踏み出すことができました。
義母は、声掛けさえすればマスクの着用を嫌がらなくなりました。また、手洗いの習慣も身に付きました。同居をはじめたころにはできなかったことなので安心しました。
施設のスタッフさんやケアマネさんに協力していただいたおかげです。
終わりに
弟が中心になり、妹や私が別々のやり方で実家の母を見守ってきました。
まだこれからのことはわかりませんが、父の時のことが経験になっているので兄弟間の連携は取れていると思います。
実は弟と私は一回り近く年齢差があります。妹は医療従事者ですので、立場上、厳しいことも私たちに言ってきます。
それでもお互いの思いを率直に出し合える。
こんな関係に育ててくれたのは母ですから、できることをそれぞれがやって支えていこうと思います。
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