友人2人とLINEでやり取りできました。一人は向こうから。もう一人は私から連絡をいれて。
いずれも他愛ない内容で短い時間でしたが、ぽっと心が温まりました。
コロナ禍になり、昔のように気軽に会えなくなった今は、こんな小さなことでも嬉しくなります。みなさんは、いかがですか。そんなことはありませんか。
今日は、友人との関係が上手くいく距離感、そうでない距離感について書きました。
失敗したのはずいぶん前のことですが、今も思い出しては自分に釘をさすようにしています。
目次▶
ずっと主婦だった私にとって、大切なもの▶
友人との関係が上手くいく距離感▶
2人の友人と、距離が近すぎて失敗▶
自分の思いを押し付けていたと気づいたが、遅かった▶
終わりに
*過去記事に加筆して更新しました。
ずっと主婦だった私にとって、大切なもの
50代は、子どもが自立し学費の心配も住宅ローンの返済も終わる時期です。
なのに更年期がまだ続いていたり、親の介護に直面したり。
老後の暮らしもいよいよ現実味を帯びてきます。60歳以降の働き方を考える人もおられるだろうし、そうでない人でも家計を見なおせる最後の時期にいるのは同じでしょう。
そんななか私が50代になってとくに感じたのが、友人と、家以外にある居場所の大切さでした。変化が大きい時期だからこそ、求めたのだと思います。
ここで友人との関係について何本か記事をアップしてきたのも、そういう思いがあったからです。
人生のなかでも変化が大きいと感じた50代だからこそ、友人とのかかわりから学べることが沢山ありました。
友人は家族とは違い、利害関係のない存在です。だからこそ、互いが素直でいられたのだと思います。
友人との関係が上手くいく距離感
●近づきすぎないこと
●必ず相手が今どんな状況か想像してから話をすること
友人との関係で、今も気を付けていることをシンプルにまとめるとこうなります。
私は、多くの人と友人関係を築くことはできませんでした。そのかわり、何十年も付き合いが続いている友人との関係を大事にしてきました。
友人との関係で失敗したこともあるので、昔より慎重になっています。
ただ、50代に入ってから、意識して試していることもあります。
違いを認めて尊重しつつ、対話できそうなときは怖がらずやってみるということ。学びがあるほうが楽しいし有意義だと思っているからです。
お金や時間に対する価値観、子育ての方針、家事のやり方、老後や介護に対する考え方…。
親しくしていても踏み込めない部分はたしかにあるけれど、タイミングによってはとことん話しあっています。
2人の友人と、距離が近すぎて失敗
距離が近すぎて失敗したことを、ブログで書くのは初めてかもしれません。
たとえば小さな失言なら、その場で謝ったり後から気づいてお詫びしたりということで解決できました。でも修正が出来ず、関係が壊れてしまった友人もいます。
ひとつめの失敗は、誤解からすれ違いを起こしたことがきっかけ。結局、この友人とは疎遠になってしまいました。40代の終わりか50代に入ったころの話です。
もうひとつの失敗は、とあることで意見が合わなくなったのがきっかけでした。価値観がこんなに違うと思っていなくて(たぶん相手もそう思っていたはず)、だんだんギクシャクするようになったという感じです。この友人はたまたまその後に引越しました。それを機に、やり取りは完全になくなりました。
自分の思いを押し付けていたと気づいたが、遅かった
いずれも私の完璧主義が元で起こったことで、深く反省しています。
近づきすぎずに見守っていられたら、あんな失敗はしなかったと思います。申し訳なかったし、辛く切ない思い出としてこれからもずっと覚えておきたいことです。
今も付き合っているのは、そんな私を許し受け入れてくれる人です。
▶豊かに暮らす。友達が少ないからこそ守ってきた5つのこと▶美しい女友達との距離のとりかた終わりに
子どもは自立して離れていくもの。それが親にとって一番の幸せだから、寂しいとは思いません。
でも、友人がひとりもいなくなってしまったらと思うと怖いです。心を開いて話せる友人がいることで救われたし、多くの気づきがあったからです。
相手の状況をイメージしつつ、つかず離れずの距離で。でも、言うべきことは言い合える。
数少ない友人とこれからも気持ちよく交流していきたい。そんなことをあらためて思っている朝です。
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