介護で、失敗した!と思うときも
最近は穏やかにしてくれていて助かっていますと書いたばかりなのですが、夕べまた、義母が少し不安定になってしまいました。
不安定というより不機嫌といったほうが合っているかもしれません。
そうならないよう気を付けてきたつもりなのですが、失敗です!
何がいけなかったかというと、私の言葉遣いです。今まで30数年、義母には丁寧語を使ってきました。
それは介護がはじまってからも同じでしたが、ここのところ気が緩んでいた私は、言葉の選び方を間違えました。
何歳になっても義母は姑で、私は嫁。介護される側とする側ではなく。
これからは気をつけます。うっかりしていました。
大きく崩れる前に機嫌をなおしてくれたので、もう、よし。
とはいえ、難しくて重たいな…と思ってしまったので、気持ちを整理してみました。

嫁と姑の関係をこじらせないために過去をふり返り、自分で自分のご機嫌をとる
自分で自分のご機嫌をとれるように
冷たくて腹黒い嫁の私ですが、ひとつだけ自分を褒めてやりたいと自己満足していることがあります。
それは、義母が入院しているときから介護関係の制度を利用できるよう動き回ったことです。
親の介護で潰れないために。情報の集め方をまとめてみた目的は義母のリハビリを退院後も継続してやってもらうことでした。
でも、別の目的もありました。私の手に負えなくなったとき、介護保険を使ったサービスをできるだけ使えるようにしておきたかったということです。
歩けなくなってしまうかもしれないし、認知症がすすんでしまうかもしれない。
そうなってから慌てて自分が後悔するのは避けたいと、先回りしました。
私は持病のこともあって、気力だけでなく体力の面でも自信がありませんでした。
同居をはじめてから
義母が退院する少し前に病院へ来てもらい、要介護認定の認定調査をしてもらいました。
そのときはまだ、義母は要支援1でした。
半年後1年後と、ふたたび要介護認定の調査をしてもらううちに、介護度があがってきました。
義母の要介護認定の結果が来た。涙が出た。介護度があがるのは嬉しいことではありません。
でも、介護保険を使って利用できるサービスの時間は増えます。
それは本人のリハビリや生活リズムを整えるためにも、介護をする側のレスパイトの意味でも、良かったです。
私の入院のときも、娘の出産のときも、介護施設でたくさん義母を預かっていただきました。
たしかに、義母の被害妄想がはじまったのは、娘の里帰りがきっかけでした。
「自分は邪魔者にされている」と。
それでもショートステイに行くことを義母は納得してくれたし、その期間があったおかげで、お互いに疲れ切ってしまうことは避けられました。
辛くて何度か泣きましたけど、それもいい思い出になりつつあります。
終わりに
こんなふうに義母とのこれまでを思い返すと、「失敗した!」と思ったときでも気を取り直して接することができます。
義母はこれからまた、少しずつ、出来なくなることが増えていくと思います。
私も年をとっていくし、持病のこともある。
夫はもうすぐ定年で、暮らしの今後についても課題がある。
でも、不安なほうへ考えはじめるときりがありません。
それならそのエネルギーを、いい時も、そうでない時も、前向きに考えて動くために使う方がいいです。
さあ、一日がはじまりました。今日も元気を出してやっていきます!
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