片付け嫌いの主婦が片付けをあきらめないために
私は、体力も気力も落ちてきたと実感しはじめた50歳のとき、一大決心をして家じゅうの片付けをはじめました。
一大決心なんて大げさかもしれませんが、先日の記事でも書いたように、当時は「今はじめないと後できっと困る」と思ってのことでした。
ようやく、人を呼べるような家になってきたと喜んでいます。
でも、はじめのうちは人から見ればゴミのようなものでもなかなか捨てられず、時間がかかりました。
今日は、そんな捨て下手だった私が、片付けで体力気力を落とさないために気を付けてきたことをざっくりまとめてみました。過去記事に加筆をして編集しています。
失敗してきたからこそわかった、ちょっとしたコツです。

この画像はLDKのリフォームの前に片付けたときのものです。
体力・気力があまりなくても、片付けを続けていくための工夫
先にまとめると、片付けをあきらめずに続けるコツは5つになりました。
●片付け当日にする家事を減らしておく
●片付けに必要なものを先に揃えておく
●出した物を広げる場所を、種類ごとに決めておく
●ホコリでアレルギーが出ないよう準備しておく
●ちょっとしたご褒美を用意しておく
片付け当日にする家事を減らす
まとめて片付けようとする場合は、当日にする家事を減らしておくとラクです。家事の先取りです。
洗濯は前の夜に済ませておく・冷凍食品やレトルトを利用するなど。
片付けで疲れたうえにまだ家事がたくさん残っていると、「ああやっぱり片付けってしんどい」という気持ちになり、嫌な記憶として残ってしまう。これは良くないです。

多めに作っておいたお好み焼きを解凍・前の晩のお味噌汁・缶詰のパイナップル・おむすび
もうこれでいいです。じゅうぶん。
片付けに必要なものを先に揃えておく
✔物を広げるシート
✔ゴミ袋
✔ハサミ
✔軍手(指の先が開いているのが使いやすいです)
✔ウエス
✔バケツ
✔マスク、タオルハンカチ(アレルギー対策)

*これは100円ショップの園芸コーナーに置いてありました。
指先があいた軍手は、手を守りながら細かいことができるというだけでなく、そのままスマホを触れるという利点があります。
その後の掃除まできっちりしようとしてはいけません。疲れが残らないていどの掃除でいいです。
片付けに嫌な記憶を残さないこのブログでほんとうに何度も書いてしまっていますが、片付けの苦手な私にはこのことが重要でした。
完璧を求めないのも大事です。
主婦歴が長く、片付けが苦手な人ほど、完璧を求めて途中で挫折してしまう傾向がある。
これを知ったのは、だいぶ後になってからです。
50代の生き方ブログ にほんブログ村1位は出した物を広げる場所を、種類別に決めておく
出してきた物を広げる場所を、種類ごとに決めておくとラクです。
不要なものを捨てたあと残ったものを戻すというとき、迷わないからです。
これは、動きを少しでも減らすのが目的です。
たとえば食器なら、ダイニングテーブルとキッチンカウンターと作業台に、食器棚の段ごとに分けて置いていくという具合に。
そこから不要な食器を選んで数が減っても、もとに戻すとき迷わないためです。

「せっかくだから食器の収納もきっちりと」
などと欲張らない方がいいです。この場合も、ブレーキブレーキ。
食器の断捨離だけできればじゅうぶんです。
ホコリなどでアレルギーが出ないよう準備しておく
マスクはもちろん、ホコリがつきにくい素材の上着をはおるのもおすすめです。
何年も出したことがないような物を触ると、今まで大丈夫だった人でもアレルギー症状が出てしまうこともあります。ですのでここは慎重に。
換気にも気を付けたいです。
くどいですが、片付けに嫌な記憶を残さないようにしてほしいです。
ちょっとしたご褒美を用意しておく
片付けたあとのご褒美は、ぜひ用意したいところ。
好きなスイーツを買っておくとか、いつもより良いビールを冷やしておくなど、何でもいいと思います。
うちはいつも発泡酒なので、それを変えるだけでも気分が上がります。
肉もいいな~、いつもより良いお肉。

昔の画像です。もう57歳ですが今日はこの画像を使いたくて貼りました。
片付けに苦手意識のある人ほど
私のように片付けに苦手意識のある人ほど、大きな手ごたえがないとやる気がなくなってしまうということもあるのではないでしょうか。
ですので、がんばって片付けを進める日も必要です。
そんな時こそ、ちょっとした準備をしてから片付けにかかると後がラクです。
年を取ればとるほど体力も気力も落ちていくのは、どんなに健康な人でも一緒です。
いきなりゼロになるわけじゃないというのも同じ。
焦らない。でも、諦めない。
そう自分に言い聞かせながら片付けてきました。
終わりに
私の片付けの目標は単純です。おしゃれなインテリアも、完璧な美収納もいりません。
「管理するモノやコトを減らして、人生後半をラクに暮らす」
家族のだれもが、欲しいものがすぐ見つかり、使ったあとはすぐ戻せる。
生活感があっても癒される。
そんな家を目指しつつ、年齢にあわせた暮らしやすさも考えて片付けを続けていきたいです。
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