介護に必要なのはお金か忍耐か、ではない
昨日は朝の早い時間から夕方まで、ずっとベッドの上で過ごしました。ちょうど手の手術で入院したときのような一日になりました。
義母が施設を利用する日だったので、苦しいことはすべて置いておくことに決め、トロトロと寝たり起きたりに徹したかっこうです。
手術が終わりました今朝はだいぶラクになりました。
今、あらためて思うのは、認知症の親と同居しながら自分の身体を守るのはなかなか難しいということ。まだ自分のことはできる状態の親であっても。
介護費用以上に気にかけないといけないこともあります。やはりお金か忍耐かじゃありませんでした。
私が手術を終えて退院してからしばらくは、義母なりに気を使ってくれていたと思います。
これには感謝したし、記事にも書きました。
ただ、それは長くは持ちませんでした。
ライフスタイル・テーマ
親の介護と向き合えば。
認知症の被害妄想
義母は先週の中頃からまた私や夫の態度を悪い方へ悪い方へと取りはじめ、めそめそして、いわゆる「かまってほしい言動」が復活しました。
ただめそめそしているぐらいなら、こちらもうまくなだめて なんとかやれるんですけど、そうでもなくなってしまいました。
や~、慣れてるつもりなのですが苦しいです。
義母本人が辛いというのはわかっているつもりです。
でも、細い針金で頭をぎゅぎゅーと締め付けられるような辛さがこちらには続きます。
私が利き手にギブスをして家事をしているのは、義母にとって不愉快なのでしょう。仕方ありません。
でも、なるべく見せないよう距離を取ろうとすると、今度は「見捨てられた」と思われてしまう。
今の義母は元気な高齢者ではありませんから、相手を労わるのは難しいと思います。
たとえその気持ちがあったとしても、自分の不安の方が大きくて持ちこたえられないのです。

「自分はどうなるんだろう、 邪魔だから老人ホームに入れられるんじゃないか」
こういう思考になる。
もちろん施設入所や入居は不幸ではありません。けれども義母がそう思っている限りそうなんです。
困りました~
老健に入所してもらい、私の術後の回復を優先する?
義母は要介護2なので一時的に老健に入所してもらうことはできます。私の術後の回復を優先してそうするという手もありました。
今デイサービスやショートステイで通っている施設でそのままできますし。
でも、いろいろなバランスを考え、それはやめました。
その時その時でできることを、義母の様子を見つつ夫婦で話し合い、ケアマネさんにも助言をもらいつつ 何とかやっていこうと思います。
終わりに
ひとつだけ決めているのは 本当に私の心が折れてしまう前に手を打とうということ。
介護にまず必要なのはお金と正しい情報。そう実感しつつ暮らしてきました。
でもそれと同じぐらい必要なのは、一歩ひいて介護者と要介護者の現実を見ることだと思います。
なんて偉そうに書きましたけど、実際は昨日のように体の方が先にサインを出してしまい、なさけない状態になりました。
人間の身体はそうできているのかもしれませんね。休めたのはラッキーでした。
今週は寒くなるそうです。
シニア3人暮らし、風邪にもコロナにも気をつけて ゆるゆると頑張ってみます。
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