先日ここに愚痴ってしまった、入院中お隣りになった患者さん。私より先に退院されました。
お隣さんにイラつく自分をどうしたかその退院のとき、なんと、仕切りカーテンの向こうから声をかけてくれました。
「失礼します。あの…」。とおっしゃるので私は自分の方のカーテンをあけました。すると…
「これから退院します。どうぞお大事に」。お隣さんはそう挨拶してくれました。や、これにはびっくり。
会釈ていどはあっても、言葉を交わしたのはこの時がはじめてだったからです。
慌てて私も言いました。「どうぞお大事になさってください。足、良かったですね」。
すると、そのお隣りさんがうっすら目に涙を浮かべるではありませんか。きっとこれまで、いろんな治療を長く続けて来られたのでしょうね。
そうじゃなければ、見ず知らずの私の、しかも社交辞令的な挨拶に涙ぐんだりしません…
なんだかここで愚痴ってしまった自分を、ものすごく小さく感じました。
そして私も次の日に退院しました。画像は夫が用意してくれた退院後の夕飯です。
短い入院期間でしたが、主治医の先生や麻酔科の先生方、看護師さん、薬剤師さん、お掃除のスタッフさんなど、多くの方に助けていただきました。
たまたま同室になったこのお隣りさんをはじめ、大きな病院内ですれ違ったたくさんの闘病中の人たち。あれからどう過ごしておられるかな…。
ここに書いてきたように、私の持病はたしかに不便です。でもそれが、自分が持っている(残っているというか…)他の機能に気付くフィルターのような役目もしてくれています。
不自由な面があるからこそ、わかることがあるというように。病気をフィルターっていうのは変かな。
今日は義母がショートステイから帰ってくるので、気持ちを引き締めてやっていきます。
両手でキーを打てないのでブログの体裁が整わないままですが、よかったらまた読みにいらしてください。
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