捨てる基準よりも大事になってきたこと
息子が亡くなったことをきっかけに家中の片付けをはじめて、もうすぐ丸7年になります。
この間、たくさんのお片付け本を読んだりセミナーに参加したりして、いろいろなことを教わってきました。
捨てるか捨てないか。
片付けを進めるうえで何度も確かめてきたその基準が、だんだん変わってきました。
持ち続けるか否か。
今は、服でも物でも、こちらの基準で考えることのほうが増えています。
服を捨てる基準・持つ基準
服を捨てる基準
●今使っていないなら要らない
●この1年で1度も使っていないなら要らない
●好きでもないのに残しておく必要はない
それらの目安も大事にしたいです。
ですが、それより分かりやすいと思うようになったのは、”持っていることで私にプラスになるかどうか”でした。
持っているとプラスになるか、という基準
●持っていると、便利になるかどうか
●持っていると、やる気が出るかどうか
●持っていると、安心するかどうか
●持っていると、癒されるかどうか
●持っていると、気分が上がるかどうか
プラスになるかどうかなんて漠然としているように感じますが、もう少し具体的に考えてみるとそうでもありません。
ブラックフォーマルを買い替えた
服を持つ・持たないの判断基準
50代に入り、今の年齢にふさわしいブラックフォーマルに買い替えるか、必要なときだけレンタルするパターンに変えようか、だいぶ迷っていました。
持っていたブラックフォーマルはもう恥ずかしくて着られないと思っていたけれど、さてどうする?と。
迷った末に「購入」のほうに決めました。
今の自分にふさわしいものを
持っていることで安心できると考えたからです。たとえめったに着る機会がなくても。
*イメージ画像昨年に買い替えたブラックフォーマルのアンサンブル。
中のワンピースは着やすい工夫がされており、ゆったりしているわりに太って見えないようなデザインで感心しました。
また、今はブラックフォーマルにも年齢別にちょうどいいデザインのものがたくさん販売されているのだと、このときあらためて思いました。
私は57歳になりました。50代ファッションの情報はランキング上位のブロガーさんから教わっています。
→50代ファッション人気ブログランキング服のコストパフォーマンスよりも大事だったこと
買い替えたブラックフォーマルは8万円ほどで、私にとっては高価な服です。
昨年、そのブラックフォーマルに買い替えてから今までで、4回着ました。
これが多いのか少ないのかは、わかりません。
でも、買い替えておいてよかったと思えました。
ふだんとは違う時間を、着心地のいい服で過ごせること。
借りに行ったり返しに行ったりする手間をかけなくてすむこと。
買い替えることで
プラスになるのはどんなこと?と考えたら、迷いがなくなったのでした。
古いブラックフォーマルを捨てることにも、新しいのを買うことにも。
持つ基準で考える。ブラックフォーマルの場合
今の自分にふさわしいブラックフォーマルを持っていると、どんなメリットがあるか。
●レンタルせずにすむので便利
●久しぶりに着て入らなかったということはないから安心
●着ていく場所にちょうどいいと思える満足感も
満足感というのは、身なりをきちんとしていくことで、故人やご家族にたいして失礼にならずに済むという自分の思いが満たされたという思いです。
や、これは古い考えかもしれませんね。
でも私のなかにたしかにある考え方です。
食器でも同じような基準で考えると、ラクになりました。
終わりに
私はこの7年の大片付けで、自分がけっこう保守的であると知りました。
買いたいものを買う、着たいものを着る、食べたいものを食べる、行きたいところへ行く。
そんな生活にあこがれて無理ばかりしていた若い頃には、自分の本質が見えていなかったように思います。
片付けでほんとうの自分を知ることができるとは思ってもいませんでしたが、それも面白く捉えながら、これからも身の回りをスッキリさせていきたいと思った朝です。
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