情報を集め、義母の介護で自分がつぶれてしまわないようにする
この夏は義母の要介護認定の認定調査と、サービス担当者会議がありました。
同居の義母は現在、要介護2です。
ひと段落したので、介護の情報の集め方について私が今までやってきたことをまとめます。
介護は突然やってくる。介護がはじまる前にしておくこと・知っておきたいこと、この記事の続きになります。
=目次=
介護情報の集め方‐
まずは、市町村窓口か地域包括支援センターへ‐
厚生労働省 都道府県別 介護事業所・生活関連情報検索地域包括支援センターでのやり取りで注意していたこと‐
福祉とわたしと息子どうすれば介護の情報をもらえるか‐
知りたい情報をまとめておく‐
介護経験のある人の話は勉強になる終わりに
介護情報の集め方
まず、市町村窓口か地域包括支援センターへ
親の介護が必要となったときに、まず相談すべきところは、「市区町村窓口」か「地域包括支援センター」です。
「市区町村窓口」では、要介護認定に必要な書類の配布や申請の受付を行ってくれます。
ただし、さまざまな制度があっても、こちらが調べて申請するという「申請主義」のため、介護する側は自ら知識や情報を得るための努力が必要です。
また、介護にまつわる専門用語が多くてはじめは戸惑いますが、わからないときは相手にそう伝え、意味がきちんとわかるまで説明を受けるのが大事だというのもわかってきました。
厚生労働省 都道府県別 介護事業所・生活関連情報検索
厚生労働省のこのページがわかりやすかったので、前回の記事でご紹介したリンク先をここでも記しておきます。
ただし、少し重たいです。私のようにせっかちな人は、読む時間をずらしたほうがいいかもしれません。
都道府県別 介護事業所・生活関連情報検索はこちら(厚生労働省)介護サービス情報公表システムは、全国の介護サービス事業所・施設の情報が掲載されているホームページです。
所在地や提供しているサービスの情報から、ご本人だけではなく、ご家族がお住まいの地域の事業者や施設も検索することができます。
介護サービス情報公表システムは「見やすい」「使いやすい」「わかりやすい」システムを目指し、適宜リニューアルを行っており、インターネット初心者や初めて介護サービスを利用される方でも簡単に利用できるシステムとなっています。
厚生労働省 「介護サービス情報の公表制度」より
地域包括支援センターでのやり取りで注意していたこと
地域包括支援センターは、2005年の介護保険法改正に伴って創設された公的な相談機関です。
*地域包括支援センターがどこにあるのかわからないときは、市区町村のWebサイトを確認するか、そこの介護保険担当の窓口に電話をすれば、簡単に調べられます。
地域包括支援センターに相談に行ったときは、できるだけ話がずれないよう気を付けました。
息子のときには(重い知的障害がありました)感情面が先に出てしまい、何をどうしたいかうまく伝えられなかったからです。
義母のときには、次のようなことをまとめてから行きました。
●親は、生活面でどんなことに不安があるか
●親は、介護サービスを使うことを了解しているか
●親は、どんな場所で暮らしたいと願っているか
●自分は、親の介護で何が不安か
●自分は、親にどんな介護サービスを使ってもらいたいか
福祉とわたしと息子
先にも書いたように、地域包括支援センターの人には、息子の時も大変お世話になりました。
当時は、息子が成人してからお世話になるかもしれない新施設の見学などにも、担当の人が同行してくださいました。
まだ、この「地域包括支援センター」というものも設置されたばかりでした(2005年の介護保険法改正にて)
話が逸れていてすみません。こうしてキーを打っていると懐かしくて。
こんなテーマも作っています、興味のある方はご覧ください。
家族ブログテーマ
障害児の家族ってのもいいかも今は仕組みが変わっているかもしれません。でも、現場へ行ってアドバイスをもらえたのはありがたかったです。
一人暮らしをしている実家の母も、もし危なっかしくなってきたら、まずここへ相談することになると思います。
どうすれば介護の情報をもらえるか
知りたい情報をまとめておく
「どうすれば、そんなふうに介護のことを教えてもらえるのでしょうか」というメールを、以前いただいたことがあります。
「遠慮せず、断られてもいいと思いつつ何でもお願いしてみました」というお返事をしました。
自分であるていど調べておいてからにすると、スムーズに話ができると思います。
●リハビリに熱心な施設はありますか・そこは見学できますか
●新しい施設が出来るそうですが、いつ頃どこにできますか
●本人がデイサービスへ行くのを嫌がったときは、どうすればいいですか
向こうから何かを提案してくださることはないという前提で動いたほうがいいです。そして遠慮せず、どんどん聞いてみましょう。
介護経験のある人の話は勉強になる
費用の面はネットで調べればたくさん役に立つ情報が出てきますので、自分で調べられます。
施設ごとに違う費用については、担当のケアマネさんが決まってから比べたり考えたりしても遅くありません。
ただ、
介護を誰がするかについては、アドバイスはもらいにくいと思います。
私は、どんな例があるか、介護専門サイトなどのQ&Aコーナーを参考にしてきました。
また、冒頭のツイートのように、介護経験のある友人たちの話も聞かせてもらっています。
実際に経験している人たちの話は現実的でわかりやすく、参考になります。
終わりに
まだまだ親の介護は始まったばかり。この先どのように変わっていくかもわかりません。
だからこそ、独りよがりにならないよう視野を広げておきたいです。
そして、取れる情報は貪欲に取りにいき、できるだけラクで後悔のない介護をしていきたいと思っています。
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