私の入院で、義母の被害妄想がまた頻回に
いったん減ってきたかと思った義母の被害妄想が、また毎日のように出はじめました。
私の入院で何かを感じたのか、それがきっかけで不安や不満が止まらなくなったようです。
何かにつけ悪い方へ取り、メソメソしたり同じことを言い続けたり。
夜中も起きてきて泣きながら廊下をウロウロしたり。
退院してから考えた義母の介護のこと自分の人生のこと「気がおかしくなりそう」
これは私の言葉ではなく、義母のです。
きっと苦しいのだと思います。何がどう不安かわからないまま。
朗らかできれい好きで働き者だった義母の面影は、もうほとんど残っていません。
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認知症の被害妄想への対応。私のやり方
「聞いてない」
「勝手に決めないで」
「私なんかいない方がいいと思っている」
去年の春先から始まった義母のこの被害妄想。
もちろん義母の言うようなことはしていません。
出来るだけのことはしてきたつもりだし、とっさの対応も少しは慣れてきたと思います。
笑顔でなだめて、ひとつひとつ簡単に答えて、義母の気持ちが落ち着くのを待つ。
「大丈夫です。私、もう倒れたりしませんから」
「はいはい。ぬり絵も毛糸もまた買ってきます」
「おかあさんは、今までどおり、元気よく暮らしててくれたらいいです。心配ないですよ~」
一通り聞いて、だいたい、こんな言葉で締めくくっています。
疲れますが、こういうやり方で義母を見守るのがベター。結局は早く気持ちを収められるというのを経験してきました。
そして自分も壊れないよう、介護サービスを利用したり夫に任せたりして、積極的に気分転換するようになりました。
義母にいいかげんにして!と言ってしまいました周りのことがまだ見えている段階だからこそ、被害妄想などの周辺症状が出ているのだそうです。
もっと症状が進むと、今のようなことも起きなくなると。
今より義母を不安にさせないため、いつも通りの私でいるようにすることも意識しています。
いつも通りとは、暮らしのペースを義母に合わせるということです。
認知症の被害妄想は、もっとも身近な人に対して出る
4月初めから在宅勤務になっている夫が隣に座っていても、義母は私に対して気持ちをぶつけてきます。
「ふだん、一番頼っている人に対して被害妄想は出る」
これは、介護のサイトでも友人とのLINEでも出てきた話です。自然なことなのだと、今はわかるようになりました。
認知症の被害妄想への対応、基本は次の4つだそう。
「もう勘弁してください」と泣きそうになるたび、思い出すようにしています。
●否定しない
●話に共感する姿勢を見せる
●周囲に相談する
●相手と距離を取る
介護する私が提供できることに線引きをする
●清潔で安全(安心)な環境
●決まった時間に暖かい食事が出てくる暮らし
●話し相手が一つ屋根の下にいる暮らし
●どこにでも連れて行ってもらえる暮らし(夫担当)
●ほしいものをすぐ買ってきてもらえる暮らし
私がしているのはここまでです。今はまだ。
「娘」や「介護スタッフさん」のような優しい気遣いはしません。
というか、できません。

自分としてはせいいっぱい義母に合わせているつもりでも、今の義母にとっては足りないのだと思います。
でも、それはもう私やわが家の環境がどうのではなく、義母の脳の問題です。
ヘルパーさんにも主治医にも相談し、サイトでもいろいろ調べ、やってきました。
もうこれ以上は頑張るまい。
作り笑顔でもしないよりマシ。
心の負担を軽くするため、次の2つのことも意識しています。
「くらべない」
「終わりを考える」
終わりに
今日はご住職がお経をあげに来てくださる日です。
手を合わせて念仏を唱えれば、さらに気持ちも静まっていくでしょう。
さあ、今日がはじまりました。元気出していきます!
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