介護をラクにするために
このブログでもTwitterでも、ときどき同居の義母の愚痴を言ってしまいます。いつも読んでいただき、ありがとうございます。
同居をしていれば、また同じことで苦しくなってしまうときがあると思うので、自分のやり方や考え方を変えていこうと思いました。
(ワンパターン料理なので、せめて似たものが続かないようにと毎日のご飯を撮影して2年になります。夫がこの自粛期間中に作ってくれたものもあります。でもこの記録も、サボろうと思います)
参考になる高齢者との接し方
先日、こんな記事を読みました。
在宅での認知症介護
「何度も同じことを言われて、もう辛い」
と感じた時、試してほしい2つの方法
‐ダイヤモンド・オンラインこの対処法というのが、参考になりました。
●オウム返しをする
●目的を聞く
うちの義母の場合は、同じことを言うといっても、いくつかパターンがあります。
目的を聞くというのは、今までにもしてみたことがあるのですが、義母自身にもそれがよくわかっておらず混乱したことがありました。ですので、その内容によって変えていく必要がありそうです。
その場その場で、うまく対応できるようにするには
同じ話をオウム返ししてみた
オウム返しが良いというのは聞いたことがあったものの、実際にはほとんどしたことがありませんでした。
なぜなら、オウム返しをするのは義母に対して失礼だと思っていたからです。
でも考え直してさっそくやってみると、効果がありました。
「そう、○○でコロナに感染している人は〇人になったのやね」と返してみたのです。
同じ話を、正面から受け取らない
不安なのでしょう、日に何度も、全国の感染者数をただただ私に報告してくれます。
これは聞く方にとってはけっこうしんどいですが、義母の言葉をそのまま返してみたら嬉しそうだったし、もう繰り返してはきませんでした。
きっとまたあるでしょうが、効果があるとわかっただけでもよかったです。
私は今まで、繰り返される話に対して、正しく説明しようといろいろ言い方を変えて答えていました。
義母が日に何度も言わなくてすむよう。私も聞かなくてすむよう。
でも、そういうことじゃありませんでした。本当の意味など、義母は知りたいわけではなかったのです。そんなに真剣に聞くような話ではないのかもしれませんね。
優しくできないときがあっていい
『優しい気持ちを込めなければ、と何度も繰り返していると、介護側の心が消耗していきます。機械的に繰り返すつもりでやってみてください』とも書いてありました。
なるほどそうかと納得したので、もっと肩の力を抜いていこうと思います。
私がもう少しでーんと構えて自分をコントロールできるようになればラクになれるのでは?と、ようやく気づきました。
いつも優しくしなくていい。頑張らなくていい。これは子育てや夫婦関係などでも言えることですね。
『認知症の人の不安を軽減するには、「周りの介護者がリラックスできている」ことが最も良いクスリなのです』この部分も勉強になりました。
私にできることとできないこと、もっと言えば、することとしないことを区切ってやってみます。
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