昨日はブラックフォーマルの記事をアップしました。昨日に続き、今日も服のことを書きます。
50代のブラックフォーマル(喪服)の選び方ズボラなくせにせっかちで見栄っ張り、片付けのことなんて考えたくないと逃げ続けていた私ですが、「いよいよマズい」と重い腰をあげ家じゅうの片付けをしてきました。
今日はそんな私が、物を捨てる罪悪感を消すためにしてきたことをまとめました。
多すぎるとわかっていてもなかなか捨てられなかったのが服でしたので、今回は「服を捨てる罪悪感を消す」ことを中心に書きました。
1.服を捨てる目的や理由を自分に説明する
2.誰かに使ってもらうために動く
3.断捨離の罪悪感を消す言葉がけをする
古い記事ですが、こんなことも書きました。
【断捨離の効果】服を減らすと起きる5つの良いこと!少ない服でも楽しめる 
1.服を捨てる目的や理由を自分に説明する
捨てることに罪悪感を感じているとき、自分の本音は「捨てたい」ほうに大きく傾いているものです。
そうでなければ、捨てる捨てないで葛藤なんてしませんから。
まず、なぜいま自分が服を減らしたいかという理由を確かめることからはじめました。
私は、次の3つの理由があって「自分で決められるうちに服を減らしておこう」と思うようになりました。
●使わないとわかっている服のために、収納スペースと時間(手入れする)を使うのをやめたいから
●今の自分が着たい服だけをクローゼットに入れておきたいから
●思い出の服であっても、それら全てを置いておけば、いずれ子供に負担をかけるから
自分がなぜ服を減らしたいかという理由がわかっていると、いったん「今はまだ捨てられない」と保留箱に入れた服でも、手放せることが増えていきました。
私は56歳。服やファッション全般の情報はこちらのランキングでチェックしています。
→50代ファッション人気ブログランキング2.誰かに使ってもらうために動く
たとえ古いものでも、ゴミとして捨ててしまうのはどうしても無理という時期がありました。
そういうときは、面倒でもオークションに出品したりリサイクルショップへ持ち込んだりしていました。
自分では捨てられないけれど、誰かに使ってもらえると思うと手放せるという具合に。

また、子供服であれば海外へ寄付することもできると後で知り、段ボール箱にまとめて送ったこともあります。
それは海外の子供を支援するNPO法人でした。
返事などはありませんでしたが、宅配の荷物番号を追って届いたことがわかるだけで気がラクになったものです。
寄付することについては、こんな記事も書いてきました。
鯉のぼりを寄付した本当の理由【身軽に生きていくための断捨離】
3.断捨離の罪悪感を消す言葉がけをする
服に語りかけよう
断捨離の罪悪感を消すのにもっともシンプルな方法は、服を手放すときの言葉かけです。
捨てるにせよ売るにせよ、その服に対して言葉をかけてから手放すようにしていました。
「ありがとうございました」
「今度からはもう少し慎重に買い物をします」
これは、こんまりさんのメソッドですね。
このとき、心で思うだけでは実感が薄いので、本当に声に出して言っていました。
服に触れながら声を出して語りかける。ちょっと見た目には怖いですけど、罪悪感が減ってラクになるのを実感してきました。
声を出そう
この「声を出す」ということは、コロナのことで自粛を強いられている毎日にも役立っています。
人と話をすることができない場合は、歌うだけでもいいと思います。
私は同居をはじめてから、すごく独り言が増えていることに気づきました。
気づいたときは自分でも薄気味悪いと思ったのですが、そんなふうにブツブツ呟くことで自らストレスをためないようにしているのだと思うことにしました。
と、また話が逸れてしまいました!
まとめ
物を捨てるときに罪悪感を抱く人は、そもそもが真面目な人だと思います。たぶん私も。
だからこそ、本当は捨てたいと思っていても「捨てると申し訳ない」と考えてしまうのです。
そういう人は、少々開き直ってもいいと思います。
「真面目に考え過ぎよー。もっとラクに考えていいと思う」
あるときこう友人から言われ、ハッとしました。私は自分のことを真面目な人間だなんて思ったことがなかったからです。
自分のことは意外と見えていないものですね。
それ以来、もっと割り切って片付けるほうがいいと考えるようになりました。
しんどいのは、捨てる行為そのものより、物を目の前にして迷い続けることだとわかってきたからです。
物やお金も大事ですが、今の私にとっていちばん大切にしたいのは時間です。
捨てる捨てないで悩んでいる時間こそが、もったいないと思うようになりました。