片付けで挫折しないために
身軽になって気楽に暮らしていきたい、そろそろ本気で片付けないと。こう考えはじめるのは、体力や気力が落ちてきたと感じる50代あたりからではないでしょうか。40代の頃はまだまだ老いを実感できていなかったように思います。
ただ、身軽に暮らすために必要なのが片付けだとわかっていても、なかなか重たい腰があがらないものです。私もそうでした。
でも、片付けをラクにする工夫をしはじめてから、前向きな気持ちで取り組めるようになりました。
今日はその片付け前のひと工夫についてまとめました。

*昔、服の整理をいっせいにやった頃の画像です。
体力・気力の衰えを感じたときの、片付けをラクにする工夫
●片付け当日にする家事を減らしておく
●片付けに必要なものを先に揃えておく
●出した物を広げる場所を、種類ごとに決めておく
●ホコリでアレルギーが出ないよう準備しておく
●ちょっとしたご褒美を用意しておく
「小さな場所から始めて達成感を味わいながら」。これは、片付けを投げ出さず、無理なく続けるための基本です。
でも、片付けに苦手意識のある人ほど、大きな手ごたえがないとやる気がなくなってしまうこともあると思います。つまり、達成感を味わうため、がんばって片付ける日も必要ということ。
そんなときこそ、準備をしておくのが大切です。
疲れてギブアップしないために。片付けに嫌な記憶を残さないために。
「片付いていないままだと、お金も時間も場所もすごく無駄にしてしまう」
「管理もできなくなって子供に迷惑をかけるかも」
気ばかり焦っていた私は、一気に片付けようと力み、途中で挫折したことが何度もありました。そうなると、片付け=やっぱりしんどいことという思い込みをどんどん刷り込んでしまうことに。
そこで、今日ここに書いたことに気を付けながら片付けるようにしたのでした。
もうだいぶ前のことなのに、よく覚えています。
片付け当日にする家事を減らしておく
当日にする家事を減らしておくとラクです。とくに料理と洗濯。
出前を取る・洗濯は前の夜に済ませておくなど、片付け以外ですることを減らしておきました。
”家事の断捨離”というテーマも何年か前に作りました。記事がたくさん集まっていますのでぜひご覧ください。
ブログ村テーマ
家事の断捨離・家事をラクにする工夫片付けに必要なものを先に揃えておく
✔物を広げるシート
✔ゴミ袋
✔ハサミ
✔軍手(指の先が開いているのが使いやすいです)
✔ウエス
✔バケツ
✔マスク、タオルハンカチ(アレルギー対策)

*これは100円ショップの園芸コーナーに置いてありました。指先だけでも開いていると細かい操作がしやすいです。
出した物を広げる場所を、種類別に決めておく
出してきたものを広げる場所を、種類ごとに決めておくとラクです。残すと決めたものを戻すとき、迷わないからです。
たとえば食器なら、ダイニングテーブルとキッチンカウンターと作業台に、食器棚の段ごとに分けて置いていくという具合に。
動きを少しでも減らすのが目的です。
ホコリなどでアレルギーが出ないよう準備しておく
マスクはもちろん、ホコリがつきにくい素材の上着をはおるのもおすすめです。
何年も出したことがないようなものを触ると、今まで大丈夫だった人でも、アレルギー症状が出てしまうことがあります。ですのでここは慎重に。
換気にも気を付けたいです。
ちょっとしたご褒美を用意しておく
片付けたあとのご褒美は、ぜひ用意したいところ。
コロナ禍の今は、「さあ終わった、外で美味しいもの食べよう!」とはいきません。
でも、好きなスイーツを買っておくとか、いつもより良いビールを冷やしておくなどはできそうですよ。

昔の画像です。もうすぐ59歳になりますが、今日はこの画像を使いたくて貼りました!
終わりに
狭いわが家のなかでも、日々いろんなことが起きて苦しいときがあります。でも、家の中がスッキリしているだけで前とはずいぶん違うな~と感じます。
家が使いやすくなってくると、生きるのがラクになってきたとまで思えるようになりました。
今日から連休。外出の予定がない方は、よかったらこんな準備をして気になる場所を片付けてみてください。
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