新型コロナウイルスの感染拡大にともないギスギス
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、心がギスギスしてくるのを感じることが増えました。
なるべくそうならないよう意識しているつもりなのですが、「間違いをただしたくなる」気持ちが前へ出てしまう自分に気づき、ゾッとすることがあります。
ルールを守れと批判したくなる。
必要以上に人に対して厳しくなっている。
そう気づいたのが、おととい、久しぶりにスーパーへ行ったときでした。
見えない敵との付き合いかた【コロナウイルス】との長い戦いに備えて 
高齢者のことがわかっていなかった自分
通路で
カートを押しているご高齢の方が棚と棚のあいだの通路を真横にふさいで、通れませんでした。
私はその人が気づいてくれるのを待ちましたが、無理でした。
それで恐る恐る、「すみません」と声をかけてみました。
それでも、棚の上のものを選ぶのに一生懸命で、後ろに私がいることに気づかないようでした。
もうあきらめ、私は自分のカートを反対方向へ動かして来た道を戻りました。
レジ前で
地方の小さなスーパーですが、レジ前の床には前の人との距離が狭くならないよう、等間隔でテープが貼られていました。
すぐ横の棚には昔のラジカセ。
「恐れ入ります。新型コロナウイルスの感染を防ぐため、レジ前では前のお客様と離れて並んでいただきますよう、お願い申し上げます。床面の白いテープが目印でございます」
たしかこんなアナウンスが流れていたと思います。
そこでもまた別のご高齢の方が、床のテープを見ずに前のお客さんのすぐ後ろに並んでいました。
私はムッとしました。
「なんでちゃんと並ばないの?テレビも新聞も見てないの?」
「年を取るとこうなっちゃうのかな。私もそうなるのかな」
「周りが見えてないなんて、ほんと悲しい」
私はつい、こう思ってしまいました。
でも次の瞬間、その日の2つの出来事が結びついて気づきました。
聞こえにくいのかも。見えにくいのかも。
「さっき通路をふさいでいた高齢の方は、私の声が聞こえなかったんだ」
「いま目の前にいるおじいさんも、明るいベージュの床に貼られた白いガムテープがきっと見えてない」
「ラジカセから聞こえる低く静かな男性の声も、聞こえていない」
終わりに
ズボラで見栄っ張り、家が散らかっているくせに人には厳しかった若いころの私。
この年齢なってもそんな部分が出てしまい、あとからがっかりすることがあります。
80代の義母と一緒に暮らしているのに、まだまだ高齢の人のことをわかっていませんでした。
でも今回は、「今日スーパーでおばあさん達がね!」と、夫に愚痴る前に気づいてよかったと思うことにしました。
そして、なぜルールを守れないの?と思う前に、その人にはその人の理由があるかもしれないと考える余裕を持ちたいと思いました。
こんな今だからこそ、なおさらです。
さあ一日が始まりました!今日もぼちぼち頑張ります。
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