今日は、片付けの苦手な私が、ラクにキッチン収納を使えるようにするため「やめたこと」について書きます。
「こんな状態のキッチンのままシニアになると、片付けをする気力が失せてしまう。ますます暮らしにくくなる」。
そう思って一念発起したのが6年前でした。
すっきり!捨てても大丈夫だったキッチン用品と、その代わりに使っているもの片付けに対するこだわりを少しずつ手放してきたので、いまはだいぶラクにキッチンを使えるようになりました。
次の画像は昨日のシステムキッチンの様子です。ここの収納を例にして書いてみます。

キッチンの片付けと収納をラクにするためにやめたこと
キッチンの片付けと収納をラクにするためにやめたことは、次の5つです。
●キッチンで使うかどうかわからないものを置く、というのをやめた
●収める場所が決まっていないのに「良さそう」という理由だけで物を買ってしまうのをやめた
●お洒落なよそのキッチンとの比較をやめた
●収納グッズを揃えるのを途中でやめた
●なんとなく収っておればよし、という片付け方をやめた
キッチンで使うかどうかわからないものを置く、というのをやめた
キッチンで使うかどうかわからないものを置く、というのをやめました。
言い換えると、使うものしかキッチンに置かなくなりました。当たり前のようでいてなかなか難しかったことです。
食器しかり。無駄に多いストックしかり。
使っていないものや、いつ使うか言えないようなものをいつまでも置いておくのをやめました。
思い出の品物だとなかなかこうは割り切れませんが、キッチンにはそういう判断の難しいものはあまりなかったです。
娘や息子が使っていたお茶碗ぐらいでしょうか。
収める場所がないとわかっているものは初めから買わなくなった
たとえ一度にたくさん買ったほうがお得だとわかっていても、床やテーブルにまではみ出して置いておかないとダメなようでは本末転倒になりかねません。
「それ、どこにしまう?」
何かを買うときは、こう自分に問いかけてからにしています。
食品のストック、雑誌やネットで見た収納グッズ・便利グッズなど、置く場所がないのに「あったらいいな」という理由だけで買うのをやめました。
お洒落なよそのキッチンとの比較をやめた
お洒落だったりピシッと機能的だったりするよそのキッチンとの比較をやめました。
言い換えると、自分に合ったキッチン収納のやり方でいいと思えるようになりました。
これについては、この後もう少し詳しく書きます。
収納グッズを揃えるのを途中でやめた
*苦い経験
実は、引き出しにおさまるぶんだけの収納グッズを先に買って並べ、さて中に何をいれよう…となったことがあります。
順序が逆でした。
その引き出しに何をいれれば自分が便利かを先に考えてから、必要であれば収納ケースを買う。
こうじゃないと使えないです。
そのとき買ってしまったケースは別の場所でも使えましたが、それ以降はよく考えてから選ぶようにしています。
なんとなく収っておればよし、という片付け方をやめた
なんとなく使う場所あたりに収納しておく、というだけではダメでした。
押し込んで隠すような収納も、実に不便でした。
その収納だと、見た目がすっきりするだけで次が出しにくいです。そうなるとイライラするし続きません。
「エア調理」や「エア食器洗い」をしながら、キッチン収納を考えるようになりました。
つまり、実際に動いて、
どこに何をおけば取りやすいかを試しながら置き場所を決めるようにしました。
これはまた別の記事にします。
書いていたらどんどんこの部分が長くなってしまいました!
自分に合った収納のやり方でいいと思えるようになった(他人との比較をやめた)
自分に合った収納のやり方でいいと思えるようになるまで、時間がかかりました。
せっかくしんどい思いをして片付けるなら、物を減らせた後は
完璧に整ったカタログにあるようなキッチン収納を作りたいと思っていたからです。
これ、本気でした。
完璧を目指すから片付けが滞ってしまうというのは、
片付けが苦手な人の特徴のひとつです。
片付けが下手なのに、いつまでも他人との比較をしていたわけです。
理想が高く、現実をわかっていませんでした。
この場合の現実というのは、素敵な人の収納を真似ても自分がそれを維持できるかどうか、ということです。
書いているとわかるのですが、初めはなかなか。
他人との比較をやめ、自分にあった収納の仕方をゆっくりでも試しながらやってきたことで、私がラクに家事ができるキッチン収納が出来てきました。
収納グッズを揃えるのも、途中でやめました。
今は、ざっくり収納に使えるケースがなければ、空き箱などを使ってやりやすく出来ないかと考えています。
あるものを使えばいいのです。
Web内覧会にある具体的な記事が今まで参考になりました。興味のあるかたはご覧ください。
トラコミュ
WEB内覧会*キッチン
コンロ下のしょっちゅう開ける引出しには、100円ショップで買った
イノマタ化学 ストックバスケットB5 ホワイトに、フタが丸くて透明な保存容器を入れています。
中に入っているのは、詰め替えたほうが便利な調味料など。
ぱっと見てすぐわかるよう、ホーローなどの不透明な容器から、透明なものに変えてきました。

あとから足したいと思ったとき、また同じ保存容器を100円ショップで買い足そうかとも思いました。
でも、綿棒の入っていた透明のPP容器がちょうどよかったので、それを切って輪ゴムを入れてみました。
これがけっこう取りやすくて良いのですよー。
冷蔵庫でも似たようなことをしています。

子どもたちが使っていたコップにチューブの生姜を入れたり、景品のコップにマヨネーズを立てたり。
使いやすくて洗いやすい。いいのです、これが。
終わりに
リフォームをしたけれど、やはりお洒落なキッチン収納にはできませんでした。
でも、高い理想を捨てたり、「せっかくなら」と収納にこだわったりするのをやめておいて良かったです。
無理をしないとキープできないようなキッチン収納では、自分が苦しくなるだけだからです。
収納用品にお金をかけるということもやめました。
キッチンの片付けを自分らしく出来るようになってからは、家事だけでなく、一日をスムーズに回せるようになったと喜んでいます。
年をとるごとに課題も出てくるでしょうが、その時々で見直していけばなんとかなると思えるようになりました。
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