母や同居の義母を見ていて思います。できるだけ長く、自分で家事をしたいと。とくにキッチンでする家事。ただし、「ラクに」です。
頭と身体を同時に使ってするキッチンでの家事が、主婦の私にとって大切な脳トレになると感じるのです。若い頃は少しでも早く解放された~い!と思っていたのですけどね。
そのためには、まず思考を変えていく必要がありました。
今日は、私が老後もラクにキッチンを使えるよう「やめたこと」について書きます。
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キッチンの片付けと収納をラクにするためにやめたこと
こだわりも少しずつ手放してきたので、今はだいぶラクにキッチンを使えるようになっています。
▶動線上によけいなものを置くのをやめた
▶道具をたくさん持つのをやめた
▶若くてお洒落な人のキッチンを真似するのをやめた
▶高い位置にある収納や床下収納にまで、ものをたくさん入れておくのをやめた
▶キッチンで使うかどうかわからないものを置く、というのをやめた
▶収める場所が決まっていないのに「良さそう」という理由だけでものを買ってしまうのをやめた
▶収納グッズを揃えるのをやめた
▶収っておればよしという収納の仕方をやめた

動線上によけいなものを置くのをやめた
わが家のキッチンはご覧のように壁付けキッチンで、システムキッチン自体も小さめです。ちょっとしたものでも邪魔になることがあるので、動線上によけいなものを置くのをやめています。
狭くても使いやすく。年齢を重ねても面倒にならないように。
調理や洗い物のときよく手を持っていく位置に、なるべくよけいなものを置かないよう気を付けています。
道具をたくさん持つのをやめた
以前は、お鍋や包丁、まな板をはじめ、キッチンで使う道具が多かったです。結婚以来、「良さそう」と思うたび買い足し、減らしてこなかったからです。
それを徐々に手放し、代用できるものは代用し、余裕を持ってキッチンに収納するようにしました。
これで出し入れがラクになり、負担が減りました。
▶すっきり!捨てても大丈夫だったキッチン用品と、その代わりに使っているもの

道具が少なければ、置くだけでOK.
若くてお洒落な人のキッチンを真似するのをやめた
昭和世代ですが、当時はまだ若い自分でありたいという気持ちが残っていました。そのせいか、SNSや雑誌などで見かける今どきの収納にたいして、憧れる気持ちがありました。
でも、一部を真似したところで続きませんでした。
あれは若いかどうかではなく、その人がもともと持っているセンスや能力によって成せることなのですね。
私は私、自分がやりやすいような収納にするのがいちばんだとわかりました。それからは、使いやすくまあまあスッキリしたキッチンを保つことがてきています。
高い位置にある収納や床下収納にまで、ものをたくさん入れておくのをやめた
せっかく収納する場所があるのだから…と考えるのをやめました。
とくに高い位置にある収納や、床下収納。そういう使いにくい場所にまでものをたくさん収納するのをやめました。
年齢を重ねるにつれそこは危なくなるし、さらに使いにくくなるでしょうから。
椅子を持ってこないと手が届かないような場所は、デッドスペースにしておいていいぐらいです。

吊戸棚の一番上などは、滅多に出番がないもののみ収納しています。
キッチンで使うかどうかわからないものを置く、というのをやめた
キッチンで使うかどうかわからないものを置く、というのをやめました。使っていないものや、いつ使うか言えないようなものも。多すぎた食器しかり。無駄に多いストックしかり。
言い換えると、使うものしかキッチンに置かなくなりました。
思い出のものだとなかなかこう割り切れませんが、キッチンには判断の難しいものはあまりなかったです。
迷ったのは、娘や息子が使っていたお茶碗ぐらいでしょうか。
収める場所がないとわかっているものは初めから買わなくなった
置く場所がないのに「あったらいいな」という理由だけで買うのをやめました。
食品のストック、雑誌やネットで見た収納グッズ・便利グッズなどです。
たとえ一度にたくさん買ったほうがお得だとわかっていても、床やテーブルにまではみ出して置いておかないとダメなようでは本末転倒です。
「それ、どこにしまう?」
何かを買うときは、こう自分に問いかけてからにしています。
収納グッズを揃えるのを途中でやめた
老後のお金がどうこうという前に、今のお金の使い方を考えなければと反省した
苦い経験が。
実は、引き出しにおさまるぶんだけの収納グッズを先に買ってズラリと並べ、さて中に何をいれよう…となったことがあります。
これ、やってはいけない収納シリーズの1位にくるのではないでしょうか。
その引き出しに何をいれれば使いやすいかを考えてから、必要であれば収納ケースを買う。こうじゃないと使いこなせないです。
そのとき買ってしまったケースは別の場所でも使えましたが、それはたまたま。あれ以来、よく考えてから選ぶようにしています。
家にあるもので収納できれば、それに越したことは無いという考えになりました。

シンク下にあると使い勝手がいいものは、シンク下に収納。大昔に買った100均のカゴも使っています。
なんとなく収っておればよし、という片付け方をやめた
なんとなく使う場所あたりに収納しておく、というぐらいではダメでした。隠すような収納も。
●何に使うものか、用途でグループを作る
●それらの使用頻度をたしかめる
●使いやすい位置にも順位をつけ、よく使うものから順に収納位置を決めていく
これが収納の基本なので、順番にたしかめて位置を決めるようにしています。

終わりに
無理をしないとキープできないようなキッチン収納では、自分が苦しくなるだけです。
ただ、年齢を重ねるごとにまた課題は出てくると思っています。それでも大丈夫。整理と収納の基本さえおさえておけば、失敗はしません。
ラクな老後のためのキッチン収納を目指して、これからもワクワクしながら改良していきます。
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