長男の嫁への介護の期待は、こうして加減する。不器用なわたしの場合

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私は融通がききません。頑張ろうとするとギアがトップに入りっぱなしになり、ニュートラルというのが使えなくなります。

そして「長男の嫁」でもあります。

いったん同居したものの色々な理由から別居になり、20数年を経て再び義母との同居をはじめました。

長男の嫁への期待をかわしつつ、義母にも気分よく暮らしてもらうため、不器用な私なりにあれやこれやと工夫しています。

今日はそんな私がギブアップ寸前に変えてみたことと、ストレスをためないよう工夫していることについてまとめてみます。

ケアマネージャーで整理収納アドバイザーでもあるRinさんのブログをずっと読ませてもらっていて、書こうと思えました。

アルツハイマー型認知症の父親が「生きるのが辛くなった」と訴えてきた


希望 緑 しずく

長男の嫁、同居介護にギブアップか?


「そんな話、聞いてない!」
「勝手に決めないで」


昼間だけでなく、夜中にも起きてきてそう言ったり、ケアマネさんの前でまで泣きわめいてソファーに突っ伏してしまったり。

義母がこのように大きく感情を乱すことが続いたときは、辛くて逃げ出したくなりました。



駄目なときには駄目になる理由があるはず


伝えなければいけないことはちゃんと伝えているし、大事なことを勝手に決めるということも絶対にしません。

「けっこう頑張っているつもり…。まだ足りないの?」

「なぜ?これが認知症の周辺症状というもの?」

最初はこう戸惑いました。

でも、そういうことだけじゃなかったのです。義母がこうなるには理由がありました。



 

自分でコントロールできなくなっている様子


泣いて不満をもらす日々が続いたかと思えば、義母は一転して感謝したり甘えたりしてきます。

「いつもすまんなぁ」

「ここで暮らせて(同居できて)ありがたいと思ってる、いつもそう言ってる」

「さよさーん、ちょっと見て。ちょっとこれ教えて」



要介護1、状態はすすんでいた


ある日、ふと気づきました。義母は私に、もっと甘えたいし、もっと安心させてほしいのだと。

そして本当に、こちらの言うことをだんだん聞き取れなくなってきているし、理解もできなくなっているのだと。



「わかった。その方がいいね」

と言って納得してくれたはずなのに、次の日には忘れているということも増えてきました。

この、聞いたことをすぐ忘れてしまうという間隔もいずれはもっと短くなっていくし、回数も多くなるのでしょう。

そしてそれを自分でもなんとなく気付いているようです。

だから不安になってしまうのかもしれません。



では、介護者の私はどうすりゃいいの?


ではどうすりゃいいのか。

私が、義母を安心させたり喜ばせたりするために具体的にはじめたことは次の4つ。



●ただ相槌を打って話を聞くだけでなく、笑顔になり大きめの声で返事をする

●施設との連絡帳に、ていねいに書き込む。その様子を義母に見せて「私は守られている」と安心させる

●義母の好物をできるだけ食卓に並べる

●「洗濯ものをたたむ」ということだけしてもらっているが、そのことに毎回「ありがとう」と声をかける


はじめは、わざとらしいかと思いました。

ですが、こうしたら義母の状態は安定するようになってきました。そしてニコニコとデイサービスにも行ってくれています。

その時間があるからこそ、私は息抜きもできます。



お金をかけて、手を抜く


息抜きだけなく、自分の心が壊れてしまわないよう気を付けてもいます。

家事の手を思いっきり抜いたり、その息抜きのために自分のお小遣いを増やしたり。

家事については、冷凍食品を多用したり、お弁当を買ったり、乾燥機に洗濯物を乾かしてもらったりということを増やすようにしました。



つまり、身体と心を休ませるために手を抜き、そのためにお金を使うようになったということです。

50代はまだ無理がききます。

でも、だからこそ疲れてしまわないよう気を付けたいです。



終わりに


骨折をしたことで暮らしも身体も一気に変わってしまった義母は、ほんとうに気の毒です。

私のこの気持ちは、今も変わりません。

もし自分なら、どんなふうに考えただろうって。



安心・安全・清潔な環境を整え、決まった時間に温かい食事を出す。

薬の飲み忘れもないように。怪我もしないように。

最低限、これだけはやってきたつもりでした。

でも、この思いだけでは上手くいかなくなりました。

今は、義母だけでなく私の現状も受け入れて情報を仕入れ、使えるサービスはめいっぱい使っています。

不器用な私ですけど、できるだけ楽しく暮らしていけるよう、これからも工夫してやってみます!

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原田さよ

片付けられなかった経験をもとに、物を減らしてゆったり暮らせるようになった過程や、少ない服で楽しむための工夫などを綴っています。
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