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片付けでイライラしなくなった年末
こちらは昨日のツイートです。磨きものをしながら、今日アップする記事のことを考えていました。
年末だしあれもやらなきゃ。これも片付けておかないと。
ああもういっそ、ぜんぶ捨ててしまいたい。
私ではない誰かが不用品をさっさと選んでくれて、ブルドーザーで家から外へガーッと押し出してくれたらいいのに。
12月の今頃になると、こんなふうにイライラ・ソワソワしていたのですが、それが今はすっかりなくなっていることに気付きました。
主婦としての能力が足りないんじゃないかとみじめに思っていた気持ちも、もうありません。
今日は、片付けから逃げてばかりいた私がすっきり暮らせるようになったきっかけについて書きます。
片付けの現実と、具体的な成果と
息子が亡くなった年の2013年の年末、ちょうど今ごろ、はじめて片付けのセミナーに参加しました。
前のブログ (今もときどき更新しています)
そのあと、次のようなことを順番に、というよりほぼ並行してはじめてみました。
●部屋の写真を撮ってみた
●どこが片付いていなくて嫌なのか、具体的にノートに書いてみた
●捨てているつもりなのに、なぜ片付かないかを考えてみた
●毎日、寝る前に「ここだけは」と思う1ヵ所だけを片付けてから寝室へいくようにしてみた
これらをはじめてみたところ、何がどう片付いていなくて困っているかという小さな発見や、どうすれば達成感が積み重なっていくかが、少しずつわかるようになりました。

(今日の記事の画像は、すべてリフォーム前のものです)
部屋の写真を撮るのも文字に起こすのも、片付けとは関係ないように見えましたが、そうではありませんでした。
■混乱している自分と部屋とを、客観的に見てみる
■そのうえで、一か所だけでも毎日きれいに片付けて翌朝気分よくその場所を眺めてみる
こんなふうに、頭の中を整理できるようになったからです。
捨てているつもりなのに、なぜ片付かないか
私は長いあいだ、捨てているつもりなのに片付かない理由を、部屋が狭いからとか、収納場所が少ないからとか、夫や子どもが元に戻さないからだ!などと思っていました。
でも、リバウンドするのはそんな理由からではないとわかりました。
そもそも片付けとは、日々、使ったものを元へ戻すという単純な作業のこと。
頑張って片付けたのにリバウンドするのなら、考えられる理由は2つに絞られると気付きました。
■収納する場所に対してまだ物が多過ぎる
■収納の仕方を間違えている
達成感を積み重ねるために
現状を知ろうと部屋の写真を撮ったり、ノートに書きだしてみたら、
片付けているわりに達成感が少ないのが辛いのだとわかりました。
捨てても捨てても、スッキリ見える空間がひとつもなかったのです。
そこで、その場所を見ればスッとするように、
一か所だけでも片付けてから部屋を出る習慣をつけました。
選んだのが、狭いリビングにあるテレビ台の上です。
これを習慣にしてから、別の場所の片付けもひとつずつ身につけてきました。

私が朝いちばんに家事をしに入るのはキッチンです。
でもその前に通るのがリビングで、ドアをあけたとき真っ先に目に入るのがテレビ台でした。
そのテレビ台の上にモノがない状態だと、朝からスッキリした気分になれるのでは?と思いました。
ここを片付けてから寝るのは、予想していたより早く習慣にすることができました。
場所も狭いですし。
そしてスッキリした気分を毎朝あじわっているうちに、モヤモヤした気持ちも晴れてきました。
Web内覧会ではシンプルで機能的なリビングを見ることができます。やる気を維持させるのに役立ちました。
ブログ村テーマ
WEB内覧会*リビングその次がダイニングテーブルの上、次がキッチンカウンターの上という具合に、ひとつずつ「寝る前にリセット片付けする場所」を増やしてきました。

終わりに
苦手だし、本当は逃げてしまいたいくらい嫌だけど、やっぱりちゃんと片付けられるようになりたい。
暮らしをラクにしたい。
背中に乗っかっている荷物をおろしたい。
こんなふうに思っている人がいらしたら、私のようなやり方も試してほしいです。
時間はかかりますが、そのうち決断力も実行力もついてきて不要な家具や収納グッズもどんどん処分できるようになると思います。
物が少なくなれば、収納術に凝る必要もありませんから、ラクです。
私も引き続きがんばってみます。
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ブログ村テーマ捨てても、困らなかったもの私の人生を変えた一冊手帳とノートで暮らしを楽しむ貯金、貯蓄、家計、お金に関すること大人が着る無印とユニクロの服50代からのファッション白髪染め、ヘアカラーについて
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。