片付けと身体の状態と
ブログをはじめて10年目に入りました。この間、読者さんからたくさんのメールをいただきました。
嬉しい言葉に涙ぐんだこともあれば、厳しい言葉にハッとさせられることもありました。どれもこのブログと私自身のためになっています。ありがとうございます。
今日は、今月はじめに届いたメールをご紹介しつつ、片付けと身体のことについて思うこと、実践してきたことについて書きます。
身体についての身体とは、老化と病のことです。
重たい内容にはなっていませんので、どうぞ安心して読んでみてください。
夏のはじめには”50代の生き方”というカテゴリにも参加しました。同世代の人の暮らしかたは参考になります。
50代の生き方 にほんブログ村
身体へのダメージを最小限にできるよう、片付け前のひと工夫を
まずはじめに、私の持病であるリウマチと片付けの具体的な話を少し書きます。
これは、
年を重ねて体力が落ちてきたと感じている同世代の人にも、お伝えしたいことです。
長く生きていれば、物も溜まるし、病気とまでは言わなくても、身体のどこかに痛い部分も出てきます。
だから、片付ける前にひと工夫してみるのがおすすめです!
●身体(関節)に負担がかからないよう、サポーターなど使って保護しながら物を移動させる(
リウマチの人は装具を使う)
●しんどい記憶が残って次の片付けが嫌にならないよう、大々的な片付けをするときは計画的に
●大物を捨てる場合、家の中からそれを外へ出すルートを確保してから(廊下にある邪魔なものは怪我のもとにもなります)
●片付けには必ず具体的な目標を立てる
●小さな片付けひとつでも、出来たら自分を褒め、ご褒美を
●家族だけでなく、プロの力も借りる(
片付けにお金をかけてみる)
”50代からの片付け・収納・家事”というテーマも作って記事を集めています。お時間ありましたら、こちらも合わせてごらんください。
ブログ村テーマ
50代からの片付け・収納・家事
(これは市販のサポーターです。痛い人ははじめから。痛くない人も、片付けで傷めないために)
片付けとブログ、病気とブログ
読者さんからのメール
8月のはじめに頂いたメールをご紹介します。
初めまして。
半年前に突然リウマチになり、それまで誰よりも元気に飛び跳ねており元気印の代名詞のような私が「まさか。どうして私が?」と・・・
身体は痛く辛く心は何度も折れそうになり、プライドから友達にも言いたくなくて、将来の不安にも駆られる日々の中、ネットで「リウマチ」関連のリサーチをしていると、たまたま「さよさん」に辿り着きました。
拝見すると・・1963年生まれの同学年でリウマチ保持者というので一気にのめり込んでしまい、今までのブログをチェックし本も購入しました。
私と同い年でリウマチという同じ病にかかっているのにも関わらず、何故さよさんは家事もこなし片付けをしオシャレまでできるのか!教えて欲しいと強く思いました。
独りで腐りかけていた私に一筋の光が見えたと言っても過言ではありません。
目標にして日々を送りたいと思いました。
Aさん、メールを送っていただき、ありがとうございます!
また、ブログや書籍も読んでいただいたとのこと、重ねてお礼申し上げます。嬉しいです。ありがとうございます。
私がお返事をしたあと、もう一度Aさんからメールをいただきました。
そこには、「実は、
片付けブログを書いていることは以前から知っていたけれど、病気については知りませんでした」とありました。
Aさんも片付けのことを真剣に考え、お勉強なさったそうです。
そこへリウマチを発症し、この先どうしようと、ネットで検索しておられたとのこと。
私の書いていることが、少しでもAさんを元気づけられたなら、こんなに嬉しいことはありません。こちらこそ、励みになりました。
ブログとリウマチ
Aさん、私がブログにあまり自分の病気のことを書かないのは、どうしても記事の内容が暗くなってしまうと思っていたからなのです。
これは無意識のうちにしていたことでした。今回、メールをいただいてあらためて気付きました。
同じ病名でも、人によってその状態はさまざま。
だから、書き方によっては誤解を与えてしまうかもしれないという恐れもありました。
リウマチについては、よく聞く病名だけれど実際はどんな病気か知らない、という人が多いと思います。
私もそうでした。
高齢者だけがなる病だと思っていたくらい、この病気にたいして無知でした。
ですから、40代半ばでこの病気になったときは悲観的になりましたし、ブログに書くときには慎重になりました。
大きな目標があれば、闘える
ただ、病気のことをよく知らないながらも、私には、治療に対してはっきりした目標がありました。
ふだんの暮らしにできるだけ戻したい、ということ以外にも。
その目標があったからこそ、むやみに前向きでいられました!
●日常生活すべてにおいて介助と見守りの必要な息子の世話を、60歳までは続ける
●大学生のときから続けているエアロビクスを、もういちど踊れるような身体にする
重度の知的障害があった息子は、その後亡くなってしまいました。このことは私の人生を変える大きな出来事でした。
でも、目標があったから、治療と自分の今後に対して、強い気持ちで向き合えました。
そしてこの病気を持っているからこそ、出来るだけ早めに大きなものから片付けておこうという気持ちにもなれました。
年を重ねていくことも、結局は同じだと思います。
少しでも体力気力があるうちにやっておきたいと、自然と思うようになるものだからです。
おわりに
Aさん。夏の真ん中、たくさんのことを思い出させてくれるメールをありがとうございました。
この病気は、たしかに完治は難しいです。
でも今はよい薬が開発され、一昔前よりも、寛かい状態にもっていきやすくなりました。
どうぞ、ドクターやご家族と相談しながら、よい治療を受けてください。
薬もはじめは副作用が辛いですが、少しずつ付き合い方がわかってきて、慣れてきます。
暑いですけど、私も、気持ちだけでも起こして前を向いていきます。
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