義母との同居を前に、狭いトイレやLDKのリフォームをすることになり、先日から解体がはじまりました。骨折で入院した義母は、現在は転院し、リハビリを日に2~3回受ける毎日を送っています。
今日は、リフォームをはじめてからわかったことについて書きます。どこをどうリフォームするかについては、また別の記事でまとめようと思っています。
それから、連載を続けている「毎日が発見ネット」で7本目のコラムが本日から掲載されています。そちらもあわせてごらんください。義母の入院はとても気の毒なことでしたが、片付けの苦手な私にとっては、いろいろなことを気づかせてくれるきっかけになりました。
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「いざ」にそなえて入院時に必要な物のリストを作っておこうリフォームで迷ったときは、目的を確かめてみる
そもそも私たち夫婦は、どれほど室内の壁やフローリングが汚れてきても、よほど不愉快だと感じない限り、リフォームをしようとまでは考えないタイプです。外壁や屋根についても、雨漏りしてはじめて慌てるような。
ですので、今回の我が家のリフォームは、何から何までわからないことだらけでした。
わからないことだらけでしたが、計画の途中で「どちらを選ぶ」と迷うことがあっても、わりとすぐ答えが見つかりました。
今回のわが家のキッチンのリフォームは、目的がはっきりしていたからです。
リフォームする目的=安全優先、床を広く出す●カウンターキッチンを壊して、壁付けキッチンに
●システムキッチンのサイズも小さめに
●食器棚もサイズダウン
(建売の我が家のLDKは13.5畳と狭いです)
迷っても目的を思い出せば決められた、その理由は、リフォームのきっかけが、義母の怪我とその後の同居へ向けてという具体的なものだったからです。
もしこのリフォームの動機が、「今よりもっと快適でお洒落な部屋を」というものだったら、私はさんざん迷ったと思います。上を見れば、キリがないですから。
でも、このたびのリフォームは安全優先だったので、迷う時間が少なくて済んでいます。
たとえば、キッチンの向きについて夫婦で意見が分かれたのですが、すぐ修正できました。
参照記事
「大物の断捨離。ニトリの食器棚を買い取ってもらいました」夫は、今のカウンター式のキッチンはやめ、壁付けキッチンにしなければ、ダイニングは広く取れないと言いました。
私は、はじめ、キッチンが丸見えになる壁付けタイプにするのが不安でしたが、夫の意見と
「床を広く出す」「安全優先」という目的を思い出し、考え直したのでした。
(対面式のシステムキッチンとカウンターを解体)
よくよく考えれば、義母だけでなく、私たち夫婦にとっても、いずれ出来る孫にとっても、ダイニング部分が今のままでは絶対に狭いのです。
床が狭い=危ない
だからこそ、段差解消や手すりの設置ということだけでなく、LDKもいっしょにリフォームしようと決めたのでした。
キッチンはやはり壁側へ移動し、部屋の中央を広く使うほうがいいと納得しました。
キッチンに限らず、他の場所のリフォームの細かいところにおいても、迷ったり意見がわかれたりすることはありました。
でも、そのたび最初の目的のところへ戻って考えるようにしました。
リフォーム中でもまだ迷うことはあるかもしれませんが、そういうときはまた最初に戻って考えてみます。
片付けの場合も同じ
片付けが苦手な私は、大事なところでよく迷いました。怖いのです、知識がないために失敗することが。
でも、そう言いながらでも片付けてこれたのは、「もう多過ぎる物の管理でヘトヘトになる生活は終わりにしたい」「物の数を減らしたり小さくしたりして、人生後半をラクに暮らしたい」という動機や目的がはっきりしていたからです。
迷ったときは、原点に戻る。目的を思い出す。
↓リフォームが終わりました。ビフォーアフター記事はこちらです
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記事:今の暮らしを変えて、人生後半を身軽に楽しく生きる
https://sayoslife.jp/blog-entry-687.html狭いキッチンのリフォームで迷ったときは|掲載のお知らせも
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