来年の春、娘が結婚します。今日は、娘の結婚をひとつの節目として、どうしても捨てられなかったものを手放しはじめたことについて書きます。
~本日の目次~
・50代からの片付け
・断捨離できなかったもの
・これを残して子どもが喜ぶだろうかと考えたとき
・片付けのタイミングを逃さないために
別ブログでも記事を更新しました
→ ご報告とお礼
自宅での結納も終わり、今はほっと一息ついているところです。略式結納については、お客様用の食器はほとんど捨てていたし、座卓もありませんでしたので、いろいろと考えて準備しました。それはまた別の記事で書けたらと思っています。
50代からの片付け
大物の片付けはこの4年で少しずつ進めてきたので、まだ処分できていない古い家具などを捨てることに、それほど不安はありません。
問題は、
私の思いが染み込んでいて捨てられない”今は使っていないもの”の片付けです。
今後の人生を考えるときいつも思うのは、「捨てられないと迷う気持ちこそ捨てておきたい」ということでした。
同世代で片付けを頑張っておられる方は、今なにがいちばん気がかりですか。
”50代からの片付け・収納・家事”というテーマを作ったところ、たくさんの記事が集まってきました。こちらも参考にどうぞ。記事を寄せて下さりありがとうございます。
ブログ村テーマ
50代からの片付け・収納・家事 断捨離できなかったもの
記録することが好きだった私は、部屋が散らかっていてもあとまわしにしたまま、さまざまな”事”について書き記してきました。
手帳はもとより、日記や家計簿、療育記録以外にも、家を購入する時に調べたこと、子どもらの習い事関係で知ったこと、自治会や学校の役をしたときに勉強したことなど、資料とともにファイリングしながらという具合です。
とくに息子の体調の記録はグラフでも残していたため、膨大な量です。
持病の記録(検査数値・投薬の変遷・リハビリで改善した数値)、エアロビクスの毎月の振付けやレッスンごとに着用したウエアまでも、細かく記録してきました。
ただ好きで楽しんで書いていた面もありますが、そうしながらでないと、主婦としても母としても一人の大人としても、うまくやっていけない気がしていました。いつも自信がなかったのです。

先日あらためて、どのくらいの量になるかと見てみたら、140サイズのダンボール箱に入れたとして2箱分くらいでした。
この箱を置いておくスペースは、押入れや物置を片付けてきたので、じゅうぶんあります。
でも、置いておく場所があるからこそ、きっかけがない限り放置してしまう気がします。

娘の結婚が決まったとき真っ先に頭に浮かんだのが、それらの”自分で書いたもの”の存在でした。
「いつか役立つかも」と思って処分できずにいましたが、家計簿や療育記録、冠婚葬祭時の記録以外は見返すことがなかったため、気になっていたのです。
これを残して子どもが喜ぶだろうかと考えたとき
もし私が娘の立場なら、母親の残した服や着物や本よりも、こういう手書きのものの方が扱いに困るだろうと思います。
物に対してよりも、私の思いがずっしりと乗っかっているからです。
少しくらいならいいだろうとは思うものの、私に何かあったとき、それらの整理を娘ひとりに背負わせるかもしれないと思うと、いたたまれない気持ちになります。
遅かれ早かれ、けじめをつけていきたかったこと。
気持ちが追いついてきた今がそのときです。
亡くなった息子に関するモノは時間もかかりますので、「今」と思えたときは逃さずに整えていくことにしました。
捨てられなかったけれど捨てたもの|息子の部屋の片付け片付けのタイミングを逃さないために
日記や家計簿は1冊を残し処分し終えましたが、他の紙ものはまだまだ残っています。
先日やっと捨てたのは、学生時代に書いた小説でした。内容が陳腐だったのはもちろん、古い原稿用紙は色あせていて、なんとも言えない気持ちになりました。
なんでこんなものを後生大事に持っていたのかと。
でも、こうやって今から少しずつでも捨てていければ、片もついていくでしょう。
自分の身体のことや家族のことなど小さな心配ごとはありますが、捨てられなかったこれらの紙ものを処分することできたら、またひとつラクになれると思います。
嬉しいことも待っているし、逃げず焦らず、やっていくのみです。
参考にしてきたブログ村テーマ4つ。よかったらチェックしてみて下さい。
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捨てても、大丈夫だったもの20歳以上の子どもを持つ親のつぶやき50代を考え暮らす私の人生を変えた一冊 