今日は、どこから片付けていいかわからなくなった時にして効果があったことを書きます。
何から手をつけて片付けたか
どこからどう片付けたらいいかわからず途方にくれていたときにしたことは、まとめると3つあります。
①何にどう困っているかを、具体的に書いた(断捨離ノート)
②散らかった部屋や場所の写真をたくさん撮った
③気になる小さな場所の片付けをどんどんやってみた
何にどう困っているかを、具体的に書いた(断捨離ノート)
片付けが苦手だった私は、全体を見てやることの順番を決めるのも苦手で、散らかった物の前で途方に暮れることが多かったです。
なぜ、どこから片付けていいか決められなかったかというと、何にどう困っているかを、自分でもちゃんとわかっていなかったからです。
そこで、形式にとらわれず、「不便なこと」「困っていること」「嫌なこと」をどんどんノートに書いていくようにしました。部屋ごとに。
すると、その中でも、どれが一番の問題なのかわかるようになってきました。
どこから片付けていいの?と考えると混乱するけれど、
問題点になら順位をつけられたのです。
散らかった部屋や場所の写真をどんどん撮った
写真で見る方が、どこがどう間違っているかを、より客観的にとらえることができました。
たとえば、いちばん作業しやすい場所に、
いつも使う物とそうでない物が一緒くたに置かれていたりというような。
また、片付け前と片付け後の状態を写真で比べることは、やる気を維持するツールとしても使えました。
キッチンなら、私がいちばん嫌だったのは、欲しい食材をすぐ出せなかったり、そのせいでだぶって買ってしまい在庫を増やしてしまうこと、使い切れず無駄にしてしまうことでした。
キッチンに立っている時に限って、ばんそうこうはどこ?マスクは?見やすい方の体温計は?と聞かれることも苦痛でした。
そうなってしまったのは、置き場所は何となく決まっていたけれど、いつもそこに入れてあるとは限らなかったからです。なぜそうなってしまうかも、私にはわかりませんでした。
物の住所があいまいだったから「あれはどこ?」と聞かれるたびイライラしていたのでした・・・。
気になる小さな場所の片付けをどんどんやってみた
写真で見たり、問題点を書き出したりしていくうちに、自分が何から片付ければいいかわかってきました。
まずは、食材を整理しよう。
次に、よく収納場所を聞かれるものを、家族みんながわかりやすい場所で保管しようという具合に。
食器棚の引き出しではあるけれど、キッチンに直接関係のないものでも収納しよう。
その方が、聞かれてもすぐ答えたり渡せたりする。
家族もここなら、日常よく使うものが集まっていると記憶しやすいと考えました。それがだんだん定着し、どこ?と聞かれることも迷うこともなくなっていきました。
まとめ
どこから片付けていいかわからなくなったら、部屋の中の何にどう困っているかを具体的に書いたり写真で見たりして、確かめる。
自分がいちばん気になっているところから片付けていけば、小さな達成感も得られるので、それをよりどころにして片付けを続けることができるようになっていく。
片付けが苦手だった私にとって、いちばん大事だったのは、
片付けを放棄しない自分になることでした。
そのためにも、現状を見て、書いて、確かめて、実行。
細く長く自分なりのペースで片付けを続けていくほうが、結果を出していくことができました。
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。