私が大片付けをはじめたのは、ちょうど50歳のときでした。
今日は、断捨離を意識しながら片付けてきた4年後の私に起こった、大きな心の変化について書きます。
~本日の目次~
・みなさまにお礼
・片付いていない家にお客様を招いた
・見栄より大切にしたかったこと
・シンプルに考えて、サクッと行動に移す
みなさまにお礼
本日、9月18日は、7年前にはじめてアメブロで日記をアップした日です(50代に入るまでの3年は片付けについて何も書いていませんでした)。47歳から54歳までのこの7年で、私にも家族にも色々なことが起きました。
それでもこうして書き続けてこれたのは、読みに来て下さる人がいらしたからこそです。心よりお礼申し上げます。
アメブロ・はじめの記事はこちら片付いていない家にお客様を招く
連休なかび、夫とは別行動で、早朝から神戸へ出かけていました。
帰りは、ご一緒した人が車で家まで送ってくださったのですが、道中、予定より早く 着きそうだとわかり、「もういちど、どこかでお茶でも」という話になりました。
そのとき、自分でも意外な言葉が出てきました。
「わが家に寄ってください。散らかっているし、何も美味しいものはないですけど」 と。
見栄より大切にしたかったこと
今までなら、自分が家にいたときでさえ来客があるとわかれば大慌てで片付けていたのに、今回は自分も出かけていて帰りに一緒に来てもらうことにしたのです。
キッチンの中だけは片付けて出かけましたが、リビングもダイニングも掃除機をかけていない、玄関だって靴を揃えた程度。トイレも洗面台もいつも通りのチャチャっと掃除しかしていません。
でも、来てもらうことに迷いはありませんでした。
「だらしない主婦だと思われたら恥ずかしい」
「人が来るときくらい良い主婦だと思われたい」
今までの、こういうぐだぐだした気持ちが、昨日はまったく湧いてこなかったのです。
断捨離でモノが減り、昔に比べれば片付いているように見えると知っていたから、「帰りに寄って」と言えたのだと思います。このていどなら、ギリギリ失礼にはならないだろうという計算もしました。
でも、それよりも大きな理由は、
少々散らかっていても、リラックスしたままお客様を迎えることができるという気持ちが私の中に生まれていたことでした。
いっしょに帰宅してからは、キッチンカウンターをはさんでわいわい言いながらお茶を出したり料理を作ったりしました。
特別なことはできなかったけれど、ゆっくりしてもらえたことが心から嬉しかったです。
シンプルに考えて、サクッと行動に移す
私がしてきた片付けは、モノを管理できるレベルの量にまで減らしてから使いやすい簡単な収納を作り、人生後半をラクに暮らすためのものです。
目標にはまだ遠く、課題はたくさん残っています。
でも、少なくともあきらめずに片付けていれば、部屋だけでなく自分の心も整ってくるということがわかりました。
シンプルに考えてサクっと動けるような暮らしを目指して、この秋もマイペースで片付けていこうと思います。
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。